1月にWordPressのテーマをリニューアルする前は、WordPressの高速化対応にWP Super Cacheプラグインを使っていました。
私が使っているのはCORESERVERなので設定に苦心しながらも何とか動作していました。あるバージョンで不具合があったのでずっと古いバージョンを使っていたのですが、テーマ変更を機に最新版にしたらKtai Styleの表示がおかしくなりました。以前使っていた古いバージョンではこの二つのプラグインを併用するための変更を手で加えていたのですが、最近のバージョンでは最初からKtai Styleの使用を想定したオプションが備わっています。それらを有効にしてもダメだったので、他のプラグインとの相性の悪さもあって、結局WP Super Cacheの継続利用は断念しました。
その他のキャッシュ系のプラグインも幾つか試しましたが、何かしらの不具合が出るので何も使っていなかったのですが、以下のサイトを見てDB Cache Reloadedを導入してみることにしました。Ktai Styleとの併用も上手くいっているようです。
DB Cache ReloadedでKtai StyleもOK | 時は流れて/The Times They Are A-Changin’
WP Super CacheがWordPressの動的ページを静的ページとしてキャッシュしてくれるのに対して、このDB Cache Reloadedは、データベースへのクエリーをキャッシュしてくれるらしいです。
でまあ、とりあえず導入したものの動かないorz。設定画面で「Enable」にチェックを入れて更新しても「wp-contentのフォルダのパーミッションを755にしなはれ」というメッセージが出て有効になりません。ならばと、wp-contentのパーミッションを755にしても、動きません、何でやねん。
これはやはりPHPがセーフモードになってるCORESERVERのせいか、と思いDB Cache Reloadedのフォルダ内にあるPHPを全てCGIモードで動くように設定しました。具体的には以下の内容の.htaccessをDB Cache Reloadedのフォルダに置きました。
[php font_size=”80%”]
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
[/php]
この状態で「Enable」にチェックを入れて更新すると、、、やっぱりダメ。もう諦めようかと思ったときに、以下のサイトを発見しました。やはりCORESERVERにDB Cache Reloadedを導入されたらしいです。
DB Cache Reloaded を入れてみる at treffen @ WordPress
こちらの情報によると wp-admin/options-general.phpもCGIモードにしなければならないらしく、wp-adminの.htaccessに以下の文を追加しました。
[php font_size=”80%”]
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
[/php]
これでようやく使えるようになりました。
メッセージでは「フォルダのパーミッションを755にせよ」と言われますが、私の環境では777にしないとキャッシュしてくれなかったので、wp-contentやtmp以下のフォルダのパーミッションは全て777にしてあります。
あと、設定にWrapper Modeというのもあるのですが、よく分かってません。とりあえず別の方法でキャッシュしてるようで「効果は少なくなるが、他のプラグインと競合したり、ノーマル状態でキャッシュされない場合に試してみて」みたいなことが書いてるニュアンスだったのでチェックは入れていません。
こうして何とか導入できたDB Cache Reloadedですが、な～んか、あまり速くなってる気がしない。というか余計に遅くなってるよう気さえする(爆)。実際一回目のキャッシュの際には時間がかかってるような感じです。キャッシュをクリアするタイミングをもう少し延ばしてみても良いかもしれません。しばらくはこのままで様子を見たいと思います。