原題:
67.”SUSPICIOUS MINDS”

放映日:
1989/01/23

ダイジェスト
ALF is convinced that a reclusive neighbor is actually Elvis Presley.

あらすじ
タナー家の近くにアーロン・キングという男が引っ越してきました。アルフはアーロンの正体は実はエルビス・プレスリーで、死んだとみせかけてここに引っ越してきたんだと思い込みます。
深夜にアーロン電話したり、ゴミ箱を漁ったりしてかき集めた証拠をゴシップ的にこじ付けた推論を並べ立て持論を展開するアルフですが、ウィリー達は取り合ってくれません。
決定的な証拠を掴みたいアルフはアーロンの家に忍び込みます。プレスリーグッズ満載の部屋を見てアルフは自分が正しかった思いますが、そこでアーロンと鉢合わせになります。何故かうまが合って話し込む二人。アルフは「プレスリーなんだろ?」と問いますが、アーロンはただのプレスリーファンでした。その証拠に実際に唄ったアーロンはの歌は全然上手くありませんでした。
それでも何とか真相を掴もうとするアルフでしたが、ケイトの「アーロンが本当にプレスリーだとして、死んだふりまでして引っ越してきたのにかぎ回られたいと思う?」という言葉に、これ以上詮索するのをやめるのでした。

雑感
恐らく、Video8に録画したアルフ全話の中で唯一録画に失敗したお話。前半の七分くらいが録れていません。ですのでアルフが何故アーロンを疑い始めたかが分かりません。
このお話、前半が切れているせいなのか非常にグダグダな印象です。アルフとアーロンが鉢合わせになるシーンは実は夢だった、というような描写ですが夢か現実かハッキリしません。最後のオチもビミョー。アーロンは夜逃げしてしまって(この理由も不明。やっぱりアルフに遭ったから?)ラケルが彼の正体はマイケル・ジャクソンだったのよ、というなんともなだらかなオチでした。
日本語版DVDが発売されて知ったのですが、NHKでの放映時にカットされているシーンがあってその部分はアフレコされていないんらしいですね。この話もカットされた部分があってイマイチつながらないのかもしれません。

今回の名言
「そんな歌じゃ彼女が出て行っちまうよ。鼻に来たよ」[アルフ](アーロンの名演奏(ハートブレイク・ホテル)に対して)
「ちゃんと生きてたよ。死ぬまでだけどね」[ブライアン](プレスリーは生きているというアルフに対して)