原題:
15.”I’VE GOT A NEW ATTITUDE”
放映日:
1987/02/02
ダイジェスト
ALF plays matchmaker for Kate’s mother.
あらすじ
ドロシーの新しいアパートが見つかり、タナー家では引っ越しの作業で大忙しです。そこにドロシーのアパートの隣人ウィザーが手伝いにやってきます。どうやらウィザーはドロシーの事が好きなようです。でもドロシーはその性格のせいでなかなか素直にはなれません。亡くなった旦那さんへの想いもあります。
アルフはそんなドロシーの背中を押そうと、ドロシーの旦那さんの霊に会ったと言います。なんとメルマック星人は霊媒ができるのです。旦那さんは「自分の事は気にせず、新しい相手をみつけなさい」と言ったそうです。当然みんなは信じようとしませんが、アルフがドロシーと旦那さんしか知らない事を言ってみせたので本格的に霊を呼ぶようアルフに詰め寄ります。
そして霊媒の儀式が行われることになりました。最初は調子よく進んでいましたが、インチキがばれてしまいます。アルフはドロシーの為に嘘をついていたのでした。旦那さんの事を知っていたのはドロシーの日記を盗み見したからです。怒ったドロシーはアパートへ帰ってしまいます。
アパートでドロシーが引っ越し荷物の整理をしていると、宅配便が届きます。やけに大きな箱の中から出てきたのはなんとアルフでした。どうしてもドロシーに一言言いたくて自分で自分を送ったのです。最初はアルフの言葉に耳を貸そうとしませんでしたが「悲しみを乗り越え新しい人生を歩む方が大切だろ」という言葉にドロシーは心を動かされます。アルフもまた自分の星を失った悲しみに耐えているのでした。ドロシーは部屋にやってきたウィザーに対して素直な自分の気持ちを告げるのでした。
雑感
おばあちゃん、まだ居ました(爆)。結婚は別の回ですが、ウィザーがドロシーの新しい旦那さんです。元ミュージシャンだそうです。引っ込みがつかなくなったアルフの霊媒はありましたが、基本的にはドロシーを思いやっての事です。普段脳天気なので忘れられがちですが、アルフは故郷の星を失い、見知らぬ異星人の中でたった一人で暮らすメルマック星人なのです。そんな彼の言葉だからこそ説得力もあるのでしょう、多分(^^;。
おばあちゃん三部作は完結です。今後も何回かは登場します。
今回の名言
「ここまで信用されないと、虚しさを通り越して気分爽快だね」[アルフ](ドロシーの憎まれ口に対して)
「アンタがカッカしてんのは俺の言ったことが当たってるからだろ?およしよ自分に嘘つくの」[アルフ](素直になれないドロシーに)