原題:
78.”HAVING MY BABY”
放映日:
1989/05/08
ダイジェスト
ALF prepares for the baby’s arrival by re-enacting scenes from “The Dick Van Dyke Show”.
あらすじ
ケイトは臨月を向かえ、いよいよ出産の日が近づいてきました。ケイトは三度目の出産なので、タナー家のみんなは落ち着いているのですが、アルフが一人で必要以上に張り切っています。
オムツ替えの練習をしたり、コメディドラマを参考に出産に立ち会う際の予習をしたりしています。本気でケイトの出産に立ち会うつもりのようです。しかし深夜に寝室に乱入するのはちょっとやり過ぎ。ケイトの身を案じてのことなのですが、逆にケイトをイライラさせてしまいます。
ケイトがいつ産気付いても良いように連日寝ずの番をしていたアルフでしたが、とうとう眠ってしまいます。そして、タイミング良く(悪く?)ケイトが産気付きました。リンは眠り込んでいるアルフを起こそうとしますが、連日の無理が祟ったかアルフは起きる気配がありません。仕方なくアルフは寝かせておくことにしました。
翌日、アルフが目覚めるとベビーベッドには赤ちゃんが。タナー家の次男、エリック・ウィリアム・タナー、無事に誕生です。出産に立ち会えなかったアルフは酷く落ち込みますが、ウィリーに慰められて気を取り直します。そして早速エリックにテレビの使いかを教えるのでした。
雑感
前回のキーワードが『死』だった(そうか?)のに対し、今回のキーワードは『誕生』、エリック・タナーいよいよ誕生です。そして第3シーズンの最終回でした。
アルフ、ケイトの為を思ってなのか根っからの騒動家のせいか必要以上にバタバタしてます。しゃべりすぎて止まらなくなった辺りが面白かった。でも、最後に地球では一人ぼっちのメルマック星人である自分は父親になれないと気付いてしんみりムード。
臨月で苛立っているケイトの切れキャラがなかなか怖かったです(笑)。間が悪いことにウィリーも普段は絶対にしない不用意な対応でケイトを余計に怒らせてしまいます。
しかし、タナー家のみんなはアルフが起きたら本当に病院に連れて行くつもりだったのかな?
今回の名言
「俺には一生無理だな」[アルフ](エリックの誕生に喜ぶ父親・ウィリーを見て、自分の境遇を改めて思い知らされた一人ぼっちのメルマック星人アルフ)
「この箱の中に人生があるんだ」[アルフ](エリックにテレビの事をレクチャーして)