やってしまった……。オークションで見かけた KSC の G19。中古で箱無しだが、アルミスライドとアルミアウターフレームに換装済み。しかもそこそこ安い。本体とパーツの金額からすると半額以下だ。とりあえず「落とせなくても良いや」と思って入札しておいたら、落としてしまった。物欲が暴走してしまった結果だ。グロックは嫌いではないし、グロック19はシリーズの中でも一番好きなモデルなので良しとしたい。

私はガンマニアとまでは行かないが、トイガンは好きだ。しかし現在はほとんどの銃を処分してしまっている。とりあえず一丁だけで良いので「自分の銃」を手元に置いておきたいとは思っていた。

G19

で、手元に置くなら、オートの場合ならアルミスライドとアウターフレームのついた「金属音」のする組み合わせにしたかった。しかし、本体にカスタムパーツを加えるとかなりの額になる。アルミスライドは高いのだ。

アルミスライドを組み込むならマルイのグロック26かなと思っていた。安い割に評判も良いし、何より小さい。私は PDA も銃も小さいのが好きなのだ。しかしグロック26は小さいが故にプロポーションが悪く見えた。やはりバランスならグロック19が一番だ。昔 MGC から出ていた頃もグロック19が欲しかった。

グロックといえば部品の多くにプラスチック(ポリマー樹脂)を使っていることで有名だ。映画ダイハードでは「プラスチック製なので空港のチェックに引っかからない」という内容の台詞があるそうだが「いくら何でもそんなわけはない」とかの永野護も言っている。何が言いたいかというと、そんなグロックにアルミスライドを組み込むのは逆にリアルさを失うのではないか?ということだ。結論としては、スライドには金属が使われているということで一件落着。しかし、元から重い KSC の G19 にアルミスライドを組み込むと、おそらく実銃よりも重くなるという逆転現象も起きてしまう。

まあ、何はともあれ、ひょんなことから念願のアルミスライドのガスガンを手入れることができた。己の物欲の深さには自分自身であきれてしまうが、ここは素直に喜んでおこう。

カテゴリー: MISC