ウィルコムの新製品、その名も willcom 03 が発表されました。

ウィルコム、ワンセグ対応のスマートフォン「WILLCOM 03」
ウィルコムは、シャープ製のW-SIM対応端末「WILLCOM 03」を開発した。6月下旬に発売される予定。

命名からしてかなりの自信作のようですね。従来の携帯電話ユーザにも受け入れやすいデザインで、ウィルコムとしては国内スマートフォンの老舗として存在感をアピールしたいのでしょう。スマートフォンも(日本の)ケータイらしくなってきました。

私の正直な感想はビミョーです。アドエスの後継ということになるのでしょうが、このデザイン、このサイズで WiFi や Bluetooth、そしてワンセグまで乗せてきたのですから、既存のウィルコムユーザには訴求力大でしょう。実際にそこそこ売れるんじゃないでしょうか。

反面、PHS というだけでダメ、という人も居ますしね。私はイルミネーションキーというアラワザ(漢字は荒技でも新技でも好きな方を)がWM上で安定して動作するのかがちょっと不安。キーカスタマイズとかどれくらい出来るんでしょう。あまり制約を増やすと汎用OSの意味が半減ですし、スマートフォンでもなくなってしまいます。

イルミネーションキー自体は面白いと思うので、シャープには 922SH の後継機に採用してもらいたいですね。専用OSなら安定して動かせるでしょう。

922SH の後継機で閉じたまま短いメールが打てて、おサイフケータイを搭載し、IMAP にも対応したら私は乗り換えちゃうかも。でも横画面オンリーというのもビミョーだなぁ。そう思うと 912SH (サイクロイド)はやっぱりバランスが良いと思えますね。フルキーボードが無い時点でダメ出しする人もいらっしゃるでしょうけど。

ともあれ、SoftBank からはシャープ製の X シリーズ端末がまだ出ていないので、willcom 03 がその起爆剤になるかもしれませんね。