9月30日、家族で焼き肉を食べに行く前、ノートパソコンを落としてしまいました。床への激突は防いだものの、そのときに整理ダンスにしたたか打ち付けてしまいました。そのときはそんなに深刻な状況だとは思いもしませんでした……。
翌日以降、どうも調子が良くない。使っていると突然全ての操作を受け付けなくなる、画面が暗転する、再起動する、起動すらしない、等々。ミクシィ日記でアドバイスを受けて分解点検してみるも、私のスキルでは異常は確認できず。無駄と知りつつチェックディスクとデフラグを実行するも(実行するまで一苦労でしたが)やはり効果はなし。
ここで私は修理ではなく、新機種の購入を決意しました。退職金の誤った使い方です(。_゚BaKi☆\(ーー;。
新機種購入へ傾いた一番大きな理由、それは Mac への帰還でした。この時点では iBook G4 の購入を真剣に考えていました。iBookを買おうとした理由は色々あります。もちろん、Macへの憧れは大きいです。アップルマークを貼るくらいですから(爆)。あとは値段の安さですかね。今回は本来しなくて良い買い換えなので、できるだけ安くすませたかったのです。iBook G4は標準でメモリが512MBついてます。確かLOOXのメモリが流用できたのでそれとあわせれば768MB。アマゾンで買えば還元もあるので、ハードディスクは増設できませんが、かなりお得に買えると思いました。そして、現在のWindowsの2スピンドルノートに値段ほどの魅力がないのも原因の一端でした。Windowsの2スピンドルノートといえば、Panasonic の Let’s note W4、SONY の VAIO T 、そして富士通の LOOX Tくらいが候補となりますが、どれも結構なお値段がします。今回の買い換え対象としては予算オーバーなような気がしました。本来私はずっと Let’s note W4が欲しかったハズなんですけどね(^^;。どうも思い切れませんでした。
ということで、ほとんど iBook G4 購入に決まりかけていたのですが、土壇場になって二の足を踏みました。年のせいかもしれませんが、WinからMacへの移行が少し煩わしく思えてしまったんですね(爆)。あと、来年にはインテル製のCPUを搭載したMacが登場するというのも気になりました。ということで Mac 復帰計画は頓挫。ここで修理路線へ軌道修正すれば良かったのですが、一旦、購入しようと思ったものは止められず、別の機種を探すことにしました。
そこで目にとまったのが、型落ちで安く売られていた LOOX T70Lでした。LOOX T は秋冬モデルの T70M で大幅にモデルチェンジしたのですが、私が持ってる T70H と T70L は同じ筐体を使用しています。T70H がこのタイプの最初のモデルで、T70L が最後のモデルなので、奇しくも最初と最後のモデルを手にすることになりました。
T70L と T70H は同じ筐体なので、メモリ、バッテリ、ACアダプタ等、色々なものが流用できます。一番大きいのは光学ドライブが流用できる点でした。T70L はシリーズの中では廉価版なので DVD への書き込みはできません(当然その分安い)。対して、T70H は BTO でスーパードライブを選択しておいたので DVD に書き込めます。黒筐体に白ドライブになってしまいますが、ここは背に腹は代えられません。
今回の故障ではハードディスクに異常は無かったようなので、ハードディスクドライブは取り出してハードディスクケースに収めました。これで移行作業もかなり楽にできました。
さてさて、前述の通り、LOOX T70L は T70H 型の最終モデルなので、それなりにブラッシュアップされている、ような気がします。まず T70H ではたわむと言われたキーボードですが、T70L ではかなりマシになっています。その他細かなところで良くなってる部分がいくつかあります。それよりも、以前とほとんど同じ感覚で使えるというのが私にとっては大きいですね。同じ系統のモデルを続けて使うのは初めてですが、便利なものです。それだけ新しいものへの興味や好奇心より、安定性を志向しているという現れなんでしょうね(^^;。このタイプのLOOXはこれで終わりなので、次に買い換える頃は今度こそ iBook かな?