原題:
28.”SOMEWHERE OVER THE RERUN” (a.k.a. “THE BALLAD OF GILLIGAN’S ISLAND”)
放映日:
1987/09/28
ダイジェスト
ALF visits “Gilligan’s Island” castaways Gilligan, the Skipper, the Professor and Mary Ann.
あらすじ
アルフとブライアンはテレビのコメディドラマ「ギリガン君SOS」にハマっています。テレビを見るときはココナッツジュース、アルフは部屋に竹細工の置物を飾るというハマりようです。アルフはタナー家に居るより楽しそうなのでギリガン島に行きたいと言い出します。夜遅くまでギリガン島の話に付き合わされたウィリーは、その場を逃れたいばかりに庭に小さな沼を作っても良いとアルフに言ってしまいました。
翌朝、ウィリーが目覚めると家の水道の出が悪いのに気が付きました。アルフが作った沼に水を貯めていたからです。庭に出たウィリーは沼の大きさに驚きます。「小さな沼」どころか庭中ほとんどが沼にされていました。激怒したウィリーは一晩で元に戻すようアルフを叱りつけます。夜を徹して埋め立て作業をしていたアルフでしたが途中で寝てしまいました。
アルフが目覚めると、そこはなんとギリガン島でした。ギリガンにスキッパー、教授にメリーアン、テレビで見ていた顔ぶれに出会えたアルフは大喜びです。しかし、喜ぶアルフに対してギリガン達はどこかつまらなそうです。彼らは長年にわたるギリガン島での生活に飽き飽きだったのです。ギリガン達が楽しみにしているというテレビ番組はなんとタナー家の日常でした。アルフも居ない普通のタナー家の日常がテレビに流れていて、アルフにとっては面白くもなんともないですが、ギリガン達にとっては面白いのです。アルフはドラマの世界に来ることが出来てもずっと楽しいことが続くわけではないと悟りました。タナー家に帰りたくなったアルフですが、テレビの中のウィリーは冷徹に言い放ちます「君は自分で望んでそっちへ行ったんだ。もう戻れない」と。
裏庭でうなされているアルフをウィリーが起こします。ギリガン島での出来事はアルフの夢だったのです。アルフはタナー家での暮らしの楽しさを再認識しますが、いたずら癖なかなかは治らないようでした。
雑感
え~と「ギリガン君SOS」という海外ドラマが実際にあった、というのを私は知りませんでした(。_゚BaKi☆\(ーー;。作中作かと思ってました。今回ゲストで出演したメンバーもオリジナルキャストらしいです。アルフがブロッサムに出たり。アルフがトゥナイトショーの司会をやったりしたのと似たパターンですね(ちょっと違う?)。
夢オチですが、訴えたいことはなかなかシリアスですよね。
今回の名言
「でも埋めるのは悲しいぜ。きっと自分の夢も埋めるからだ。この悲しみ君に分かる?」[アルフ](庭に作った沼を自分で埋めながらリンに)
「俺間違ってた。楽しい暮らしってテレビの中にあるんじゃなくて、ここにあるんだ」[アルフ](悪夢から覚めてウィリーに)