原題:
24.”WEIRD SCIENCE”

放映日:
1987/04/13

ダイジェスト
Brian causes trouble at school when he repeats some of ALF’s intergalactic knowledge.

あらすじ
タナー家のテレビが故障しました。アルフは直ぐに修理するよう訴えますが、ウィリーは一日中テレビにかじり付くアルフに辟易していたのでしばらく修理しないことに決めました。しかし、テレビがなくて暇をもてあましたアルフは家族のみんなにちょっかいを出して疎まれます。そんなときブライアンがやって来て、科学会に提出する課題のテーマについてみんなに相談しました。しかしアルフが茶々を入れるのでブライアンは自分で考えると言って部屋に帰ってしまいました。
後日、ブライアンは科学会に提出する太陽系の模型を完成させてみんなに披露しました。そこでアルフが「冥王星の隣にあと二つ惑星があるよ」茶々を入れました。もちろんウィリー達は取り合いません。でもアルフは「地球に来るとき見たんだ」と主張します。ブライアンは二つの惑星を付け加えるかどうか悩んでいました。
翌日ブライアンは学校から帰ってくるなり言いました「アルフのせいで科学会には出してもらえないって」。ブライアンはアルフを信じて模型に二つの惑星を追加したのです。しかし担任の先生はそれを認めずブライアンの模型を科学会には出さないことに決めたのです。納得のいかないアルフはブライアンの担任の先生まで電話をかけます。
さらに後日「テレビがない方がアルフが余計なことをしでかす」と気付いたウィリーは決心してテレビを修理することにしました。アルフに邪魔されテレビがショートして煙を噴いた直後、ブライアンの学校の校長先生がやって来ます。ブライアンの模型について担任の先生が電話で科学会に出展するように強要されたというのです。ウィリーには心当たりはありませんがこんな事をするのは一人しか居ません。もちろんアルフです。ウィリーはアルフを責めますが、アルフの持っていた星図を見て逆に二つの惑星の存在を確信します。ウィリーは校長先生にブライアンの模型を科学会に出展するよう説得しますが、校長先生も聞き入れません。そこへテレビ局が取材にやって来ます。アルフがテレビの苦情を「苦情係エド」のコーナーに投書していたのです。テレビカメラを前にして校長先生はブライアンの模型の出展を認めるのでした。
テレビの放送当日「苦情係エド」のコーナーはお休みでブライアンの学校の科学会が取り上げられました。しかし、これからブライアンの模型が映る、というときにまたテレビが故障するのでした。

雑感
新たな発見や学説は最初は否定されるものです。この場合アルフは実際に二つの惑星を目の当たりにしてるのですが、信じろと言う方が無理ですよね(爆)。それでもアルフを信じたブライアンは立派です。
今回ウィリーが冥王星の隣の惑星の事を「ミッキーとドナルド」と言いますが、これは日本語訳では何の事やら分かりませんね。「冥王星」を英語でなんというか分かっていれば分かるのですが。やはり原文で見るとまた違った面白さがあるのでしょうね。それだけの英語力があればの話ですが(^^;。

今回の名言
「真実はいつも頑な大衆に無視される」[アルフ](冥王星の隣の二つの惑星の存在を信じてもらえなくて)
「人間を進歩させるのは自由な発想よ」[アルフ](ウィリーに校長先生を説得するようお願いして)