田中希美男氏の7月31日の”Photo of the Day”によるとリコーの”名機”GR1のデジタル版は、秋に発売されるのが確実だそうです。

昨年のフォトキナでGR1デジタルの開発が発表されたとき、私は銀塩のGR1を持っていて、デジタルカメラも一眼レフを志向していた頃なので、注目しつつも手にしないカメラだろうなと思っていました。その思いは今も変わりません(爆)。

この記事ではCCDとレンズについて言及されています。
・CCDは一眼レフに使われるAPS-Cやフォーサーズではなく常識的なサイズらしい
・レンズは素晴らしい性能の単焦点らしい

この二点だけ見るとちょっと中途半端な感じは否めないですね~。CCDは筐体サイズを考えればあまり大きなものは採用できない(コンパクトじゃないGR1なんてGR1じゃない)というのは分かるのですが、GR1の名を冠する以上他のコンパクトデジカメと同レベルでは少し寂しい気もします。

レンズについては単焦点になるのは個人的には英断と評価したいですが、市場ニーズに合うかどうか。このままだとマニア向けのカメラで決して売れ筋にはならない予感がします(今のデジカメ市場ではリコー自体がマニア向けかもませんが)。

それでも、前日の記事によるとコニカミノルタの独自技術(CCDシフト方式手振れ補正?)に対抗するような機能も搭載されているようで、秋のデジタルカメラでは注目度No.1だそうです。私も注目して待ちましょう。

小型コンパクトで、単焦点の高性能レンズ搭載カメラといえばIXY DIGITAL Lが思い出されます。このカメラは結構評判良かったと記憶していますが、少なくともこれ以上のカメラは作ってくれますよね?、リコーさん。

さてさて、*ist DS購入の際に売却してしまったGR1ですが、今は少しだけ後悔しています(あの状況では選択肢は無かったのですが)。何年か後、また縁があれば買い直したいカメラです。