そろそろネタバレにはならないと思うので。
結果は全て1ラウンドKOという圧倒的強さでセーム・シュルトが4回目のK-1GP制覇を達成。
結果だけ見れば「圧倒的」なのですが、ボンヤスキーにダウンを取られたり、バダ・ハリには序盤攻められた場面もありました。でも逆にそれらに対応して、最終的に「圧勝」してるところがセーム・シュルトの強さを現していると思います。
やはり「純粋な強さ」ではシュルトですか。バダ・ハリも頑張ってたんですけどね。「外敵」オーフレイムを倒して去年のダーティーなイメージを払拭して決勝に臨んだので、このまま優勝かと思いましたが一歩届きませんでした。
それにしても、決勝トーナメント7試合のうち、なんと6試合がKO決着、しかも全て1ラウンドという、ヘビー級戦線では近年無かった状況はなかなか凄いですね。テレビの編集も苦心しているようでした(爆)。最近 MAX で判定が増えているような感じなので、来年以降も KO決着が増えると見てるほうはエキサイトします。
さて、私の予想は……大ハズレ。優勝に推したカラエフはいきなり敗退してしまいましたし。どっちにしろあの時点ではシュルトよりバダ・ハリの方が優勝に近いと思っていたんですけどね。
来年はどんな展開を見せるでしょうか。シュルトはちょっと食傷気味というか、強すぎる感がありますし、やっぱり期待はバダ・ハリ? 武蔵無き後の日本勢は頼みの京太郎はスーパーファイトで負けてますし、澤屋敷は見かけないですし(引退した?)厳しそうですね。まあ個人的には日本人には期待してないんですけど。