既にあちらこちらで報じられていますが、WWE のレスラー、クリス・ベノワが亡くなられました。
私は会社で訃報を知ったのですが、最初は見出しを
「クリスベノワの家族が亡くなりました」
だと思ってました(それだけでも痛ましい話ですが)。
前日行われた PPV Vngeance をベノワが「家族に緊急事態が起こったため」急遽出場を取り止めたという情報が事前に流れていたので、家族に不幸があったから PPV を欠場したのだと一瞬思ったのですが、実際には、
だったのです……
死因等の詳細はまだ正式発表されていないのですが、現時点では無理心中の可能性が高いとか。
無理心中なんて、リング上のベノワのキャラからは全く想像できません。
それほど精神的に追い詰められていたということなのでしょうか。
クリス・ベノワといえば、新日本プロレスのリングで、ペガサス・キッド、ワイルド・ペガサスとして活躍していました。
当時私は新日本プロレスを欠かさず見ていて、ジュニアヘビー級の試合の方が好きでした。
ペガサスはライガーとの名勝負、第一回スーパーJカップ優勝等々、当にジュニアヘビー級のトップレスラーとして君臨していました。
そんなペガサスが、ECW、WCW、WWE とアメリカの団体を転戦し、ついに WrestleMania XX では世界ヘビー級チャンピオンにまで上り詰めました。
その頃、丁度私は WWE を見ていない時期だったのですが、過去の名場面集なんかで放映される、メイン戦終了後のエディ・ゲレロとの抱擁シーンは、かつての新日本プロレスで活躍していた両者の姿を知る者にとっては感慨深いものがありました。
その二人が既にこの世に居ないとは……
心よりご冥福をお祈りします