Xperia SX のフォントを変更しました。
GALAXY S II のときは、
・DroidSans.ttf
・DroidSans-Bold.ttf
・DroidSansJapanese.ttf
の3つのフォントファイルを変更したいフォントファイルで上書きする方法とっていましたが、今回は、トムとケリー。さんの【GXレポート】を参考にさせていただき、fallback_fonts.xml を編集する方法でやってみました。
投稿の中では
/system/vendor/etc/fallback_fonts.xml
を編集するように書かれていましたが、私の環境では、
/system/etc/fallback_fonts.xml
も編集しないとフォントの変更が反映されませんでした。
今メインで使っているのは、上のスクリーンショットの「モリサワ新ゴR」です。これはIS01から引き抜いてきたものですが、ハッキリ言って、IS01上でもGALAXY S II上でもそんなに綺麗なフォントだと思わなかったのですが、何故かXperia SX にはマッチしてる感じです。
左が「モトヤマルベリ」で右が「LC太明朝」
モトヤマルベリはGALAXY S IIで常用していましたし、Xperia SX では標準フォントとなっています。基本的に好みのフォントですが、デフォルトのままだと寂しいので（？）変えてます。
明朝体はあまり好きではなかったのですが、GALAXY S IIの後期にちょっと使っていて割と気に入っています。このフォントもIS01から引き抜いてきたものです。
左が「出島明朝」で右が「About明朝」
LC太明朝が気に入ったので明朝体を増やしてみました。LC太明朝を「剛」だとすると、出島明朝は「柔」な感じです。穏やかで美しいフォントだと思います。
About明朝はA・文庫というアプリでダウンロードしたものを流用。IPA系の明朝体かな？
左が「OSAKA」で右が「小塚ゴシック」
オールドMacファンには懐かしいOSAKAも試してみました。どっちも普通っちゃ普通ですね（汗）。
左が「M+M1+IPAG」で右が「Migu 1C」
多分、同じ出自のフォントですよね。Migu 1Cの方が字間が狭いです。
ここまで見て、感の良い方は気付かれたかもしれませんが、fallback_fonts.xmlを変更する方式だと、多分、DroidSans.ttf を置き換えないので、半角英数字が変わりません。M+M1+IPAGだと数字のゼロに斜線が入るハズなのに、入ってません。fallback_fonts.xmlの仕組みをもう少し理解すれば半角英数字も変えられるようになるのかもしれませんが、もう昔ながらの方法でやった方が簡単かな、とも思います。
左が「游ゴシック体」で右が「游ゴシック体ボールド」
Windows Phone のフォント、游ゴシック体は相変わらず薄いので、ボールドでも試してみましたが、今度は太すぎる感じ。Launcher7に游ゴシック体を合わせたかったのですが、今回も見送りかな。
【GXレポート】に倣って、fallback_fonts.xml で指定するフォントファイル名は、Xperia SX には存在しない DroidSansJapanese.ttf にしています。
そこで、GScript Lite 簡単なスクリプトを登録して、ワンタッチでフォントを変えられるようにしました。
[php]
mount -o remount,rw /dev/block/mmcblk0p12 /system
cp /sdcard/external_sd/fonts/hoge.ttf /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf
chown root.root /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf
chmod 644 /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf
reboot
[/php]
あとはそのうちこれに DroidSans.ttf の置き換えも加えてみようかとも思います。
GALAXY S IIの時に散々悩んだ LCD Density は240のままにしています。Xperia SX は十分高詳細なので、これ以上下げる必要は感じません。というか本当に字が読めなくなるよ（汗）。