失業して三ヶ月半、本日やっと内定をいただきました。

ずっと希望していた職種はあったのですが、私のスキルや年齢ではなかなかマッチする求人案件が無く、背に腹は代えられないので別の職種の求人に応募していました。

しかし、そこでも面接には呼ばれるものの『何か案件があったら呼びますから』という感じで派遣登録と似たような扱いでした。

そんなこんなでどうにも働き口が決まらないので「古巣への復職をお願いしに行こうか」と考えていたときに、ハローワークに今回の求人を紹介してもらいました。今回の求人はハローワークインターネットサービスでは検索できない、実際にハローワークへ行かないと紹介してもらえないタイプの求人でした。

この求人は条件的には私にピッタリでした。しかし、すっかり負け犬根性の染み付いた私はあまり期待していませんでした。書類選考を通って、一次面接に進んでもダメだろうと思っていました。しかし、一次面接を通過しました。ハローワークから得た情報では二次面接に進んだのは私だけだそうです。ハローワークでは就職支援のサービスを受けていますが、それも7月20日で期限切れになります。これが私にとってのラストチャンスだと思いました。この機を逃せばここまで私に合った求人とは巡り会えないでしょう。

一次面接から二次面接までは先方の都合で三週間以上空くことになりました。その間に色々なことを考えました。

『一次面接で役員まで出てきてて、通過が私だけということは、二次面接は社長との顔合わせ程度じゃないだろうか』
『いや二次面接が最終とは限らないぞ』
『いやいや、もう内々定だよ』
『だとしても最後の最後で社長の心証を悪くするとそこで終わりだぞ』

なまじ間が空いてしまっただけに色々な考えが渦巻きます。

そして昨日二次面接に行ってきました。結果、顔合わせなんてとんでもない。社長に専務、そして役員二名の合計四名でみっちり面接されました。
しかも帰りがけには居ないはずのもう一人の候補者と思しき人が待っていました。

昨日の面接が終わってから今日内定の連絡を受けるまで私は不安で不安で仕方ありませんでした。面接の受け答えは概ね上手くできましたが、ちょっとヤバいかなと思った箇所もチラホラ。しかも、もう一人の候補者の方が私より若そうでした。

しかし、全ては報われました。

従業員十数名の有限会社にも雇ってもらえなかった私が、大証一部上場企業に希望職種で内定をもらえたのですから、巡り合わせの大切さを思い知られました。
もしそれまでの会社から内定をもらっていたら、もしハローワークから今回の求人をこのタイミングで紹介してもらえなかったら、もしそれ以前に私の心が折れて諦めていたら、今回の結果にはならなかったはずです。今回の縁を、巡り合わせを、大事にしたいと思います。

今回の求人を紹介して下さったハローワークの就職支援の担当者の方に感謝します。

大家族なのに職を失った不甲斐ない家長を支えてくれた家族にも感謝します。

そしてこのブログのコメント欄やTwitterで励ましのメッセージを下さった皆さんにも感謝します。

[tegaki]ありがとうございました[/tegaki]

これから先、実際に新しい仕事を始めたら大変なことがいっぱい出てくると思いますが、失業期間中のことを考えれば頑張れると思いますので、一歩ずつ乗り越えていきたいと思います。

改めまして皆さん本当にありがとうございました。