橋下知事と労組が団体交渉 350億円の人件費削減案で – MSN産経ニュース
府労連側は一般組合員に発言の場を与え、削減案が実施された場合の影響について、それぞれが橋下知事に思いをぶつけた。42歳の男性職員は「4人の子供を育ててきたが生活が破壊されることになり不安。このままでは、職員の意欲が低下する」。

我が家は子供五人ですが。

ニュースゼロを見てたらこの話題をやってました。今回の大阪府の人件費削減について、私も昨年いきなり給与を下げられた身なので、職員の方々のお気持ちは分かるつもりです。来月から月給五万円カットとか言われるとそりゃ不安ですよ。私は年収ベースで百万円下がりました。

ですが、現実大阪府は赤字ですよね。民間の企業なら赤字が続けば当然給与カットになりますよね。二万人の署名を集めたってダメなものはダメです。署名を集めれば人件費カットが回避されると思ってる公務員の感覚はどうにも理解できません。

あるときの橋下知事と府労連のやりとりで「公務員は元々営利団体ではないので赤字が出てもやむを得ない」みたいなことを言っていました。確かにそうかもしれませんが、税金の無駄遣いとも指摘されていますよね。

そもそも公務員と民間企業を比べるのが間違いなのでしょうか。

給与がカットされて生活が不安なのは分かります。でも不安がっていても何も変わりません。署名を集めたり知事に不平を言うのも一つの手段かもしれませんが、本当に不安なのなら、収入が足りないのなら公務員の職を捨てでも収入を確保するのも一つの手段ではないでしょうか。実際私は転職しました。公務員を務めるような優秀な方なら民間企業でも高給で雇ってくれるんじゃないですか?

橋下知事には今回の削減を完遂してもらいたいと思います。