FLV Splitterでflvのコーデックを追加したもの、変換できるファイルとできないファイルが出てきたので、FFDShowを導入することにしました。
前回のエントリでも書いたとおり、FFDShowは前にも導入したことがあります。
ただ、このときは、flvの変換のためではなく、変換後の音ズレ対策のためでした。こことかこことか参考に。
このときに 3GP_CONVERTER.ini に flv も追加してみたのですがうまくいきませんでした。FFDShowをインストールした際にOn2VP6を追加してなかったのかもしれません(それが目的でなかったのでよく覚えていない)。
期待した音ズレも直らなかったのでこのときFFDShowを導入した効果は得られませんでした。
で、今回ここを参考にもう一度導入してみましたが、何が悪かったのかまたしてもうまくいかず。
続いて「理系人のススメ」さんの「On2VP6の変換」を見ながらやってみたらうまくいきました!
ここではK-Lite Codec Packが使われていますが、結局のところFFDShowがインストールされます。
K-Lite Codec Packに含まれるFFDShowと私がダウンロードしたFFDShowのバージョンが違うせいなのか、単に私がミスってるせいなのかよくわかりませんが、こちらのやり方だとうまくいきました。
一点、AVS_Skelton.avsの二行目を
DirectShowSource(”< %InputFile%>”, convertfps=true)
としました。
追記
”< %InputFile%>”の部分が見えなかったのは HTML の解釈の問題のようでした。
これで変換エラーも無く、変換された動画は912SHできちんと再生できています。今のところ例外はありません。副産物として前の環境では音ズレしていた動画も音ズレなく変換できるようになりました。
これが携帯動画変換君だけでflvの変換をしようとしたお話の顛末です。
なぜかこちらの ini では相変わらず変換後の動画が再生されません(ffmpegをバージョンアップしなくても)ので(再生できるようになってました)、今は flv を変換するときはこちらの ini を、それ以外の形式を変換するときはライカバールさんの ini を使うようにしています。
最後に私に flv 関連の Tips集のようなものを
1.ダウンロード
YouTubeやニコニコ動画のflvをダウンロードする方法は色々ありますが、私は以下のサイトを使わせてもらってます。
Vid-DL
色々な形式に対応しています。
2.再生
912SHで見ない動画変換する必要が無いのでパソコンで見ますが、私は GOMPLAYER を使ってます。コーデック内蔵なのが良いですね。
コーデックといえば今回の件で色々いじったので、今では Windows Media Player でも flv や rm を見ることができます。
3.ffmpegの共存
携帯動画変換君に同梱されているffmpegとflvの変換に対応したバージョンのffmpegを共存させることができます。
やり方は簡単。片方の ffmpeg.exe を ffmpeg2.exe とかにリネームするだけ。後は ini ファイル中の記述を合わせてやれば OK。
これに気づいたときは「おおっ!」と思いましたが、変換君界隈では常識のようでした(^^;