SoftBank の 705NK を買おうと思ったキッカケはなんだっただろうか。
元々発表されて以来気になっていたデバイスではあった。
702NK と比較すると 外部メモリが miniSD になったり、画面解像度が QVGA になったり、気になっていた部分が解消している。
逆に、最大の魅力であった「勝手アプリ」のインストールができなくなってしまっている。
ただ、これらの特徴は大部分が 804NK と同様である。となれば、705NK 最大の魅力は カールツァイスレンズ搭載している点ということになる。
街角スナップと称して、街中の何気ない写真を撮り始めた頃から、手軽に撮れるカメラが欲しいと思うようになっていた。
第一候補に挙がったのが初代 IXY Digital L。超コンパクト400万画素機ながらその単焦点レンズの性能評価は高かった。
首から下げてサッと撮るには最適のカメラだと思った。オークションで価格を調べるとそこそこのお値段でいらっしゃる。
買おうかどうか迷ってるうちに、705NK の存在が浮上した。
X01HT を使っていて気になる部分は二つ。重さと携帯コンテンツを閲覧できない点。
705NK ならばこの二点を解消し、更にカメラとしても使える。
ということで、705NK を購入する運びとなった。
ノキアの携帯電話は DoCoMo の NM207 以来二機種目。シンビアンOS は PSION S5、revo に続き三機種目となる。
といっても随分昔の話なので、それぞれ起動時の握手画像と、本体ROMがZ:ドライブである点に面影を残すくらい。
スマートフォンとしてはなかなか良い感じ。携帯電話とPDAの必要な要件の取り込みのバランスが良いというかなんというか、流石ノキアという感じ。
でも、期待していた携帯コンテンツは見られないケースが多い。残念。
カメラとしても及第点はあげられるでしょう。この記事の通り、当たり外れがありますが、概ね良好です。発色もやや派手めで私好み。
何より、今までなら「撮りたい!」と思っても「どうせ撮っても思い通りに撮れないから」と鞄からカメラを取り出す前に諦めていたのを、とりあえず「撮ってみよう」という気にさせてくれます。
705NK で撮った写真についてはこちらを見てください。
X01HT は家庭内での無線LAN端末として運用する予定です。
X01HT → 705NK ときましたが、次は普通の携帯電話になると思います。おさいふケータイとか興味ありますし。実は今回も 814T のチタンボディに少し惹かれました。