先日、*ist DS 購入以来初めて RAW モードで撮影してみました。

一番最初に買ったデジカメ RDC-7 には TIFF モードでの撮影機能がありましたが、RAW を扱うのは今回が初めてです。

RAW を JPEG や TIFF に変換するのを「現像」と呼ぶ辺りに少し尻込みしてしまい、今まで手を出していませんでした。ちなみに今回の現像は以下のソフトで行いました。

ViX
・PENTAX *istD/*istDS 用 RAW ファイル サムネイル表示 Susie プラグイン
SILKYPIX Developer Studio

ViX はずっと使っている画像ビューワです。詳細は忘れましたが(汗)最新版では私の使い方では不都合があったので一つ前の2.2を未だに使っています。このソフト、フリーの画像ビューワでは一、二を争う出来映えだと思います。ただ、そのままでは RAW データはサムネイル表示されないので、上記の Susie 用プラグインを入れてやりました。Susie 用プラグインが使えるのも ViX の特徴です。

*ist DS は RAW と JPEG の同時記録ができない点が「時代遅れ」と指摘されていますが、実は RAW データの中にJPEGも埋め込まれているそうです。だからプラグインを使うことにより、サムネイル表示できるようになるのだと思います。スクリプトを書けば JPEG だけ取り出せるそうですが、そこまでは求めません。

現像には定評のある SILKYPIX Developer Studio を使いました。ViX だとサムネイルを閲覧しながら 指定した画像を SILKYPIX で開くことができるので、使い勝手は *ist DS 同梱の PENTAX PHOTO Browser + PHOTO Laboratory と同等以上です。同梱のソフトに問題があるわけではないですが、やはり使い慣れた環境が良いので、上記の構成にしました。

では、実際に撮った画像です。RAW を SILKYPIX で TIFF 形式に現像したあと、Fireworks で JPEG にしました。ちなみに1月10日、と11日の「今日の猫」もRAWデータを現像したものです。

鷺?
一応、水面に映った姿も意識して撮りました

蛇口
蛇口から落ちる水を強調したかったのでシャッタースピードを目一杯上げました

で、実際に RAW データを扱ってみた感想ですが……

「手間以上の効果を感じない」でした(。_゚バキ☆\(ーー;

う~ん、実際にもっと勉強してパラメータを色々いじって現像すれば効果があるんでしょうけどね~(^^;。今の私では何を弄ればどんな風に画像が変わるかが分かっていないので、効果が薄い気がします。ファイルサイズもでかいですしね。

ただ、デジタル写真を扱っていく上では避けて通れない道だと思いますので、少しずつ勉強していきます。

でもね……以下の二枚に写真を見てください。

紅い空1

紅い空2

上が *ist DS RAW モードで撮った写真、下が FZ2 で撮った写真です。画角の違いは当然ありますが、色とかは FZ2 の方がやっぱり私好みなんですよね(^^;;;。

ボケとかノイズとか *ist DS の方が優れている部分がほとんどですが、発色は FZ2 の方が好きですね。でも、これは多分いわゆる「コンデジ的絵作り」であって、一般的に FZ2 の発色はちょっとキツ過ぎるんでしょうね。私の好みが安上がりということで(^^;。