原題:
38.”ALF’S SPECIAL CHRISTMAS (1)”

放映日:
1987/12/14

ダイジェスト
ALF spends Christmas in a mountain cabin with the Tanners.

あらすじ
アルフはタナー一家と共に山小屋でクリスマスを過ごしました。

== 2009-12-15 追記 始め==
何も無い山小屋でしたが、そこはウィリーが子供の頃、父親が失業して家を追い出されたときに過ごした山小屋でした。何も無かったけれどそこで過ごしたクリスマスがウィリーにとっては一番の思い出で、是非家族を招待したいと思っていました。

その山小屋にフォーリーさんが訪ねてきました。フォーリーさんは路頭に迷ったウィリー親子にこの山小屋を提供した人物で、今は古いおもちゃを集めて、病院の子供達にプレゼントしています。今日もこの後病院に行くということで車の中にはおもちゃがいっぱい入っていました。アルフは車いっぱいのおもちゃに釣られて車の中に忍び込みますが、逃げるタイミングを失ってそのまま病院まで連れて行かれてしまいました。

病院ではぬいぐるみの振りをするアルフ。気味悪がられてなかなか貰い手のつかなかったアルフでしたが、ティファニーという女の子が気に入って貰って行きました。ティファニーはアルフに「アマンダ」という名前をつけて話しかけますが、ぬいぐるみの振りをするのが我慢できなくなったアルフは自分が宇宙人だとティファニーに告げます。驚くティファニーでしたが、アルフが帰らなければならないというので、プレゼントが気に入らない振りをして別のぬいぐるみと交換してもらいました。

再びぬいぐるみの振りをして病院から離れるのを待っていたアルフでしたが、そこでティファニーが余命幾許も無く、来年のクリスマスを迎えられるかどうかも分からないことを知ります。

アルフは病室に戻ってティファニーの話し相手になります。自分の命がもう長くないことを悟っているティファニーは「別の世界」に行くのが怖くて夜も眠れないといいます。そんなティファニーを優しく励まし寝かしつけたアルフでしたが、その目には涙の雫が輝いていました。
== 2009-12-15 追記 終わり==

雑感
このお話は日本では放映されていません。よって日本語タイトルは私が勝手につけました(爆)。アルフは全102話のハズなのに、日本では100話なのでおかしいなと思っていたのですが、原因はこのお話でした。このお話が日本で放映されなかった理由をご存じの方が、いらっしゃればご一報ください。

== 2009-12-15 追記 始め==
「幻のクリスマスアルフ」が遂に日本でも放映されました! でも、14年振りという所アルフは違和感ありまくり。最初の「猫の歌」なんて誰が歌ってるのか分かりませんでした(爆)。でも、収録順は分からないですが、時間が経つにつれだんだん戻ってきたようでした。

あらすじでは触れていませんが、病院でサンタさんをしているフォーリーさんも二週間前に奥さんを亡くしています。全体的に湿っぽい雰囲気ですが、ラストのアルフの涙に不覚にも目頭が熱くなってしまいました。アルフの着ぐるみであんな風に涙が出てる演出は他になかったと思います。

アルフが地球のクリスマスについて「何でみんなプレゼントにあくせくするの?」と問うと、ティファニーがフォーリーに言われた言葉を使って「みんな『自分のできるだけのことをすれいい』というのを忘れてるのよ」と答えるシーンが非常に印象的で考えさせられました。

次回予告ではどたばたシーンもあったようですが、フォーリーさんも含めて後編はどんな風にまとめるのか楽しみです。
== 2009-12-15 追記 終わり==

今回の名言
無し

== 2009-12-15 追記 始め==
「クリスマスはプレゼントじゃない。自分のできるだけのことをすれいい。君がありがとうって言ってくれたことが贈り物なのさ。」[フォーリー](自分は何もプレゼントできないというティファニーに対して)
「すごく恋しい。俺の全てだから。」[アルフ](ティファニーにメルマック星が恋しい?と問われて)
== 2009-12-15 追記 終わり==