オークションで落札した Vivitar 28mm F2.8 が金曜日に届きました。

先週、カメラ屋巡りをしたときに、今より広角のレンズが欲しくなり、値段的に手を出せるのは 28mm くらいかな、ということになりました。評判の良いペンタックスの FA 28mm F2.8 は新品で 25,000円くらいですが、メーカーにも在庫がなく現在入手困難です。中古のマニュアルレンズは 50mm なら 5,000円前後で買えるのですが、28mm だと10,000円前後になります。

ということで、イマイチ決め手に欠けたのでその時点では入手できませんでした。そんな折、オークションで 28mm F2.8 のレンズが格安で出品されていました。ビビターという聞いたこともないメーカーでしたが、M42マウントではなく Kマウントで、プログラムにも対応しているということなのでウォッチリストに入れておきました。

正面から

締め切り間近でもそんなに値段が上がらず、結局 TESSAR より少し安いくらいの価格で落札できました。

ビビターは廉価版(?)のレンズを販売していたメーカーのようですが詳細は未だによく分かってません(^^;。

上から

このレンズ、本体はプラスティック製のようで、やはり”質感”という言葉とは無縁の部類です(^^;。絞り環にはAポジションがあり、プログラムモードでの撮影が可能ですが、オートフォーカスはしてくれないようです。それでも今までのマニュアルレンズよりは使いやすいです。

さて、写りの方ですが

白い月

値段が値段なのであまり期待していなかったのですが、別に悪くありません。上の左右が少し暗くなって(周辺光量低下?)空の色がグラデーションがかかってるように見えるのは GR1 の描写に少し似ている気がします。何とも味がある描写で*ist DS で使っているレンズでは空の色の写り方は一番私好みかもしれません。

いつもの

期待された画角ですが、換算で42mmはなんだが中途半端な印象です(^^;。もちろん今までのどのレンズよりも広角なのですが、普通のデジカメでも換算で35mmから撮れることを考えるともう一歩のような気がします。焦点距離1.5倍の呪縛が恨めしいです。猫を撮るには短いですしねー、やっぱり中途半端。

でも空の色とか本当に気に入っているので。風景メインで使っていこうかと思っています。