IS01のケータイアップデートを実行して、ベースバンドバージョンを01.00.10に上げました。
BB10にすると今迄同じ方法ではroot権限が取れないのですが、いくつかの方法が確立されてきたようなので、アップデートに踏み切りました。
au IS01 rooterもBB10対応版が公開されていて、えぬえす工房さんで公開されている、modules_enabler+を併用すれば、少々手順が増えるものの、ほぼ今迄通りのことはできるようになるそうですが、今回は、Marijuanaさんが公開されている、root権限奪取スクリプトを使わせていただきました。
こちらのスクリプトの最大の特徴は既存のツールを組合わせ、リカバリー領域から再起動した場合はなにもせずsuが有効になる点だと思います。あと/sqlite_journals/root/boot/に別途スクリプトを追加すればそれぞれのカーネルモジュールの組込みをできたりするので便利です。
インストールに際してはちょっと苦労しました。
* STEP3,4を実行する前に、/sqlite_journals/install/auを実行してrootを取得してください
とあるのですが、これができない。最終的にはできたのですが、何が有効だったのか判りません(汗)。手順には明記されてないですが、superuserをインストールしたのが効いたのかも。
あと、rootを取得しても、STEP 3は失敗します。どうも dd のところで前のスラッシュが多いような感じですが、ここはバックアップと改造カーネルの書き込みだったので、手動で行いました。
STEP 4もしきりに”not found”とか出たのですが、とりあえずシンボリックリンクが張られてるので、インストールはできたようです。
インストール後、同梱のスクリプトに解像度変更スクリプトと「不正なアプリ~」警告対策のlibshsecure_jni.so書換スクリプトがあったのでそれも実行。
解像度は変わったのですが、警告は止まらなかったので、2chで公開されていたものを手動でコピーして警告を止めることができました。
続いて、/sqlite_journals/root/boot/に samba.sh と compcache.shを置きました。
現在のlsmodはこんな感じです。
samba.sh はスクリプト付属のものに、nls_utf8.koを加えました。
ファイル共有はCifsManagerで。
最初は文字化けしていたのですが、オプションに “iocharset=utf8” を入れることで回避できました。
compcache.sh こんな感じ。
disksizeは48MB、swappinessは25と我ながら何とも微妙な値です。
freeコマンドではこんな感じです。
“-/+ buffers”の行が何故か表示されるようになりました(爆)。
続いて、不要アプリの待避ですが、今回待避したのは以下になります。
FSonesegApp.apk
FSonesegApp.odex
FSonesegBG.apk
FSonesegBG.odex
FSonesegBML_Http.apk
FSonesegBML_Http.odex
Launcher.apk
Launcher.odex
FotaApp.apk
FotaApp.odex
MajorUpdate.apk
MajorUpdate.odex
MessageReceive.apk
MessageReceive.odex
SendCmailService.apk
SendCmailService.odex
PVMtpServiceStart.apk
PVMtpServiceStart.odex
PVWmdrmService.apk
PVWmdrmService.odex
WISPr.apk
WISPr.odex
Talk.apk
Talk.odex
Droidget2.apk
Droidget2.odex
Twitter.apk
Twitter.odex
mixiAppManager.apk
mixiAppManager.odex
前回は対象アプリをバックアップした上で削除していたのですが、ワンセグは待避先からコピーし直しても動きませんでした。ケータイアップデートは動いたのに。権限や所有者を合わせてもダメ。どうやらタイムスタンプまで合わせないとダメらしいです。今回は一旦オールリセットしてるので、動くのを確認した状態で、リネームするだけに留めることにしました。数が多いので、上記のファイルをリネームするのと戻す簡単なスクリプトを書きました。あと、まず使わないと思いますが、どうしてもテレビを見たくなったときのために、ワンセグだけリネームするのと戻すスクリプトも作っておきました。
====2011-02-16追記====
cpコマンドを使わず、退避もmvコマンド、書き戻しもmvコマンドを使えばタイムスタンプが変わらないので、リネームじゃなくても復元出来ます。
少しでも/systemの空き容量を増やしたい人は/dataなり/sdacardなりにmvしてみてはどうでしょう?
書き戻したあと、所有者と権限を直して再起動すればアプリは動くようになるハズです。一応ワンセグではテストしました。
====2011-02-16追記====
今回導入アプリは、
ADW for IS01 → ホーム置き換え
ConnectBot 改造版 for IS01 → ターミナル
setCPU → クロックダウン
OpenWnnフリック入力対応版 → 日本語入力
辺りですね。
ぶらうざ++ for IS01も良さげだったので試したのですが、使ってるとページの読み込みで固まってしまうことが数回あったので、今は標準ブラウザをデフォルトに戻しています。
iWnn for SHは標準だけあってそれなりに便利で使い易いのですが、どうにも重たい気がするので、OpenWnnフリック入力対応版にしてみました。ShimejiやOpenWnn plusだとスペースで変換候補が切り替わらないので。SKK for Androidが軽いらしいのですが、使いこなす自信が無いのでスルーしました。
今回のroot奪取スクリプトにはbashも含まれているので、ConnectBotの右シフト→tab置き換えと相まって非常に便利です。 ConnectBotのキーバインド変更版は色々な方が公開されていますが、私が使わせてもらってるのでは、左シフト+数字でそれぞれの記号、0でパイプ、del でチルダ、記号がctrl、文字がesc、で右メニューを消してあるものです。あと、システム標準のフォントが使われるようになっています。
モリサワだと表示が崩れるので、NOKIA E63でお世話になった文市さんが公開されているフォントをカスタムフォントとして使わせてもらいました。このフォントはゼロに斜線が入るのでターミナルでは見やすいです。が、結局全体の見やすさを考慮して、カスタムフォントをまたもモトヤLマルベリ3にしてしまいました。こちらはゼロに斜線は入りませんが、モリサワのようにConnectBotで表示が崩れることはありません。
まあConnectBotとか一旦環境が整ってしまうとあんまりハードに触ることはないかもしれないんですけどね。
とりあえず今回はこんな感じです。BB10になった恩恵、は特に判りませんでした(爆)。
IS01のメモリを空けたいな、と検索していて
こちらにたどり着きました
-不要アプリを別フォルダに移動(mv)して、メモリを空ける
ということをやろうと考えていたのですが、
こちらの
「前回は対象アプリをバックアップした上で削除していたのですが、ワンセグは待避先からコピーし直しても動きませんでした。ケータイアップデートは動いたのに。権限や所有者を合わせてもダメ。どうやらタイムスタンプまで合わせないとダメらしいです。」
記述を読んで、ギョっとしています。ワンセグはたまに見ることもあるので。
・「これは、コピー(cp)して、そのコピーをコピーして戻したところ、うまく稼動しなかった」、ということでしょうか?
・移動(mv)したワンセグアプリも、更に移動(mv)して戻せば、ワンセグも問題なく再び稼動するのでしょうか
・コピーして戻したところ、うまく稼動しなかったとのことですが、その場合でも「オールリセット」で復活するのでしょうか
突然やってきて、たくさん質問して申し訳ありません。
もしお時間に余裕があればご教授下さい。
うひょのふさん、コメントありがとうございます。
私の実体験をもとに回答します。
ワンセグ関連アプリを一旦待避し、/system/app/から削除した後、待避したものを/system/app/にコピーしても動きませんでした。
所有者、権限を合わせてもダメでした。
この状態でオールリセットすると、ワンセグアプリは使えるようになります。
mvでワンセグ関連アプリをリネームして、再起動してアプリリストから消えた状態で、リネームしなおして再起動するとちゃんと動くことは確認しました。
待避したワンセグアプリを戻しても動かない現象は数日前に2chでも話題になっていて、所有者、権限、に加えてタイムスタンプも合わせないとダメらしいです。
タイムスタンプを合わせるのはtouchを使うのですが、IS01本体ではできないらしく(?)パソコン側でtouchしたものをtarで固めてIS01で展開する方法が紹介されていました。
もしくは待避する段階でcpではなく、tarで固めてしまうのも有効だと思います。
私は面倒だったのでリネームに留めましたが、system の空き容量を増やしたいのであれば、tarで固める方法を検討されることをお勧めします。
masatsuさん、丁寧な解説ありがとうございます。
なにぶんリスクのある事なので、おっかなびっくりなのですが
masatsuさんの回答で、やってみようと言う気になりました。
まずは、不要アプリのmv
Densityの値変更
成功したら次は、カーネルの入替+Swap(こちらは敷居が高そうですが・・いつか)
本当にありがとうございました
追試しました。
結論から言うとtarで固めなくても、mvで待避すれば所有者と権限を戻してワンセグは起動しました。
言い訳すると、mvしても、同一ディレクトリ内のリネームではなく、別ディレクトリへの移動ならタイムスタンプが変わると思い込んでました。
更に、私の最初のケースでは、待避のときにcpを使った時点で既にタイムスタンが変わっていました。
「待避」にmvを使うのは何となく怖い気がしてcpを使っていました。
うひょのふさんのように、システムに空き容量を確保したい場合、mvで待避、mvで復元+所有者と権限の復元でOKです。
私の自家用スクリプトもリネームから移動に直しておきます。
IS01のワンセグ削除方法を検索してたどり着きました。
目的のワンセグは無事削除できたのですが、
BB07で/systemの「FS*」を誤って全部削除してしまいました(泣)
乏しい知識で実行するものでないですね・・・
もし復活の方法をご存知でしたら教えて頂けるよありがたいです・・・
ちなみに工場出荷時に戻してもNGでした。
もしよろしければ回答頂けるとありがたいです。
SendCmailService.apk を退避させてしまうと、キャリアメールが届いたときに受信ができなかったときに、自動再受信がうまくできない事が有りました。その場合も「新着メール問合せ」からだと正常に受信されます。
SendCmailService.apkを戻すと正常に再受信されました。キャリアメールも使いたい場合はサービスを生かしたままにしていた方がいいのかもしれないです。BB9ですがご参考までに。
>>めけめけさん
私が/system/app/のFS*をcpで退避してしまい、戻してもワンセグが起動しなかったときは
オールリセットで起動するようになりました。
オールリセットでダメなら、ケータイアップデートできない、とか別の理由をつけて
auショップに修理依頼ですかねぇ。基板交換で戻ってくると思います。
今だとベースバンドバージョンが11になって戻ってきてしまいますけど。
>>kcrtさん
情報ありがとうございます。IS01でキャリアメールを使うことはないのですが、万が一の
ときには参考にさせていただきます。