今 912SH では色々なことをしています。テレビを見て、録画して、写真を撮って、ポッドキャストや音楽を聞いて、YouTubeやニコニコ動画の動画を変換して見て、ゲームで遊んで、パソコンと予定表や連絡先をシンクロして、待ち受けやメニューをカスタマイズして、おサイフ代わりに使って、ネットに繋いで、と私にとっては欠かせないツールになっています。今まで使ってきたスマートフォンのどれよりも活用していると思います。

これだけ色々なことができる 912SH はスマートフォンとは呼べないでしょうか。

スマートフォンの定義は色々ありますが、パソコンとPIMデータをシンクロできて、動画や音楽のマルチメディアファイル、ワードやエクセルといったビジネス文書を利用できる 912SH は機能的にスマートフォンと比べて遜色ないと思います。

しかし、汎用 OS ではなく、アプリケーションの追加やカスタマイズのできない 912SH はやはりスマートフォンとは呼べないでしょう。

日本の携帯電話は、メガピクセルカメラ、メディアプレイヤー、ドキュメントビューワ、電子辞書、ワンセグ、おさいふケータイ、GPSと非常に多くの機能を備えています。Zガンダム的表現を使うならば「恐竜的進化」を遂げていると言えるでしょう。

一方でキャリアの呪縛にとらわれ、自由度が低いのも厳然たる事実です。

多機能でありながらスマートフォンとは呼べない日本の携帯電話に、僭越ながら名前を付けました。
メタボリックフォン、略してメタボフォンです。

機能的にはスマートフォンを凌駕するほど肥大化しておきながら、キャリアの枠から飛び出せずどこかスマートでない日本の携帯電話にはぴったりのネーミングではないでしょうか(自画自賛)。

この命名をもって、912SH を使いこなそう!の最終回といたします。

最終回といっても、今後全く 912SH の話題を出さないという訳ではないので、気づいたことがあればドンドン書いていこうと思います。