中日ドラゴンズが、53年ぶりに日本一の栄冠に輝きました。中日ファンの方々おめでとうございました。

私はこの試合を、七回の裏くらいから 912SH のワンセグ放送で電車の中で見ていた(音無しイヤホン無し)のですが、八回表の攻撃前に「完全試合まであとアウト6個」のテロップが出てビビリました。この大舞台で完全試合ですか。山井投手、凄いですね(どんなピッチャーか知らないんですが)。

しかし、問題のシーンはここから。八回裏が終わって九回表の日ハムの攻撃が始まる前、落合監督が審判に何やら指示を出してます。そう、まさかのピッチャー交代です。守護神・岩瀬の登場です。

賛否両論あるようですが、私は落合監督の采配は正しかったと思います。もう少しリードが大きければ別ですが、1点リードのあの状況での山井降板は監督として冷静な判断を下したと思います。

奇しくも漫画「MAJOR」では吾郎のメジャーデビュー戦でのノーヒット・ノーランにこだわり過ぎて、フロントが続投指示を出し、ピンチが拡大してしまったというお話を今当に連載中です。

前述の通り私は音無しで見てたのですが、放送席のやりとりはこんな感じだったんですかね。
実況アナ「いやぁ~、山井交代ですか。残念、完全試合ならず。最終回、ファンに完全試合の夢を見させて欲しかったですね。」
解説者1「全くです。こんなことだから野球離れが進むんです。大一番での大記録、挑戦させるべきでしたね」
解説者2「でも、勝ちに行くなら岩瀬投入は正解ですよ。中日は53年ぶりの優勝がかかってますから」