先日 W-ZERO3 [es] 特有のキーコードを考慮した PQzII のアップデートが行われました。
その後、Winキーに SmallMenu を割り当てる人が増えているようです。

かく言う私も 八月末くらいから W-ZERO3 W-ZERO3 UtilityPlus を使って Winキーに SmallMenu を割り当てています。
iPAQ を使っていた頃に「Winキーで SmallMenu を起動できれば…」と夢想していましたが、当時はそういったツールがありませんでした。
W-ZERO3 では購入した頃 WM5 への対応が不十分だったので、導入機会を逸していました。
[es]では前にも書いた通り Runner[es]とTaskManを併用してたのですが、その直後に SmallMenu を Winキーに割り当ててみました。

これで便利には使えるのですが、一つ問題が。SmallMenu はWM5の「設定」を呼び出すメニューを表示することもできます。しかし、このメニューは一回は標準のスタートメニューから「設定」を表示させておかないと有効にならないようです。ですので、リセット直後に SmallMenu から「設定」を呼び出そうとすると、以下のようなメッセージが表示されます。

無情なメッセージ

でも、これにはちゃんと救済処置があって、SmallMenu はこのメッセージの後に自動的に標準のスタートメニューを起動してくれます。そこから「設定」を呼び出せば、その後はリセットするまで SmallMenu から WM5の「設定」を呼び出すことができます。

しかし、しかし、Winキーを SmallMenu に変えてしまうと、メッセージの後に標準のスタートメニューではなく SmallMenu が起動されてしまいます。この状態ではWM5の「設定」表示できずに延々繰り返すことになります。これを回避するには AppClose に /W オプションをつけたショートカット等をランチャーに登録して、別の方法で標準のスタートメニューを起動できるようにしておく必要があります。

これでは何のために Winキーに SmallMenu を割り当てたのか分からなくなってしまうので、私は SmallMenu の「メニュー項目の編集」で「設定」項目は非表示にして、WM5の「設定」はショートカットを作って「プログラム」から起動できるようにしました。こんな感じです。

設定項目を直接起動

設定項目のショートカットの作り方は検索すればすぐ見つかると思います。私は面倒くさかったので、PHM Plus! をインストールしてできたショートカットをリネームして使いました。電話関係や ATOK といった [es] 独自の設定項目の Windows フォルダ直下にある拡張子が cpl のファイルを探せばすぐ分かると思います。

これで標準のスタートメニューに頼らずとも SmallMenu だけで運用できるようになります。でも、保険のために、何らかの方法で標準のスタートメニューを起動できるようにする手段は残しておいた方が良いと思いますけどね。