原題:
85.”HE AIN’T HEAVY, HE’S WILLIE’S BROTHER”
放映日:
1989/10/30
ダイジェスト
ALF, forced to hide, plots the removal of Willie’s visiting brother Neal.
あらすじ
ウィリーの弟ニールが妻のマーガレットと離婚しました。ふさぎ込んだニールは毎日のようにウィリーに電話をかけてきます。ウィリーはなかなか立ち直れないニールにいつまでも落ち込んでないで積極的に行動するよう励まします。
数日後、ニールがキャンピングカーに乗ってタナー家にやってきました。仕事を辞め、家を引き払い、家財を売ってキャンピングカーを買い、新しい自分に生まれ変わるのだそうです。どうもウィリーのアドバイスを変に解釈してしまったようです。
ニールはしばらくタナー家にとどまることになりました。ニールはマーガレットに扱き使われ家事全般をこなせて、料理も上手いので子供達は大歓迎ですが、アルフは面白くありません。ずっと屋根裏部屋に缶詰状態になってしまします。ウィリーの呪いの人形を作ったり、ニールを追い出すように仕向ける怪文書を作ったりしますが、ウィリーに阻止されました。しかし、ケイトもウィリーに対して少しニールを甘やかし過ぎじゃないかと苦言を呈します。ウィリーはニールは大事な弟だから、と彼を追い出すつもりはないようです。
ところが翌朝、ニールが何も言わずに出て行ってしまいました。一度は阻止したアルフの怪文書でしたが、今度はニールの目に止まったようです。しかも今度はハッキリ、ウィリーの署名入りで。ニールを追い出せて意気揚々のアルフに対して、ウィリーは自分がニールを追い出してしまった形なったのを気に病んでいます。
そんなウィリーの心配をよそに、ニールは帰ってきました。ウィリー名義の手紙はわざと厳しい事を言って、ニールを奮起させようとしたんだと解釈したようです。ニールはキャンピングカーを売って、タナー家の近くにアパートを借り、新しい仕事も探し、今度こそ新しい自分に生まれ変わろうと決意するのでした。
雑感
ウジウジしたニール奮起する(?)の回。今回アルフは怪文書等で暗躍しますが、出番自体が少ないのでやや大人しい印象。ニールは奥さんにも扱き使われ、挙句に捨てられるという気弱で可哀相な人ですが、プロポーズの代弁までしたというウィリーにも原因の一端があるんじゃないかな? 再登場があるらしいので、生まれ変わった姿を見せてもらいましょう。
にしても、ケイトの料理を本気で嫌がっているブライアンに笑った。リンもケイトの作った料理の名前が判らないし。ケイト自身も料理の名前を訊かれて「料理よ」と答える始末。本当に料理苦手なんですね。
今回の名言
「今こそ不幸の首根っこをひっ捕まえて、出口を見失っている魂を開放するんだ」[ウィリー](ニールへの文学的表現の激励)
「君の名はウィリー改めニールおじさんだ」[アルフ](ニールが近くに住むことになって面白くないアルフは呪いの人形の標的をウィリーからニールへ変更)