原題:
61.”CHANGES”

放映日:
1988/11/21

ダイジェスト
Kate goes back to work when a strike sends Willie home.

あらすじ
ある日の夜遅く、ウィリーが深刻な表情で帰ってきました。今度のストライキでピケのリーダーを命じられたのです。ソーシャルワーカーがストライキを起こすとその間困る人が出てくるのでウィリーはストには反対です。でも従業員の相違なのでストは回避できません。
ケイトはこの機会に、以前勤めていた不動産会社に復職することにしました。ブライアンが産まれるまで続けていた仕事で、アルフが来なければもっと早くに復職するするつもりでした。こうしてケイトはストで働けないウィリーに代わって仕事に出るのでした。アルフは日中ケイトが居ないので寂しがってます。用も無いのにケイトの職場に電話をかけたりして寂しさを紛らわせています。
ケイトは子供達は成長するし自分も仕事に出る、状況が変わるのは良いことなんだと、しかしそれでもアルフが自分達の大事な家族であることは決して変わらないとアルフを説得します。そこへウィリーからスト終了の知らせが届きます。喜ぶアルフでしたが、ケイトはストが終わっても仕事を続けることにしたそうです。
ケイトが働き出して数日後、ケイトはウィリーに自分が過去に仕事を辞めたときの話をします。一回目はリンを妊娠したとき、二回目はブライアンを妊娠したとき、そうケイトのお腹には赤ちゃんが居るのです。大喜びのタナー家。こうしてタナー家に家族が一人増えることになりました(養子のアルフじゃないよ)。

雑感
今回は原題が”CHANGES”で色々な変化にまつわるお話でした。まずは一番大きなニュースのケイトの妊娠。リンの「高齢出産おめでとう」の台詞はちょっと失礼ですね。アルフが普通に家の中に居ることは赤ん坊にとってどんな影響を与えるんでしょうか。それにしてもケイトが妊娠の話を切り出そうとしたときのアルフの表情が最高でした。傍らで普通に書き物をしているウィリーよりいち早く気が付きます。ウィリーは本当に鈍感です。
続いてケイトの職場復帰。アルフはケイトが家に居なくて寂しがりますが、これはちょっと違和感。アルフとリンなら分かるのですが、アルフとケイトはどちらかといえば犬猿の仲のような間柄だと思ってたので。アルフにとってはこの「変化」が一番堪えたようですね。
今回は、ソーシャルワーカーという立場でありながらストライキをしなければならないウィリーの苦悩、ケイトの職場復帰によるアルフの憂鬱、状況が変わっても変わらないタナー家とアルフの絆、そしてケイトの妊娠と結構大きめのトピックが盛りだくさんだったのですが、何かどれもあっさり流された感じ。これでオチがウィリーがブライアンに「生命の真実」を伝えようとしたら先にアルフが教えてた、のですから何か全体的にまとまりに欠ける構成だった気がします。

今回の名言
「俺がタナーを名乗らなくても心が痛まない?」[アルフ](養子縁組を認めてくれないウィリー達に対して)
「アンタって鈍感ね、ケイトはまたポンポコポンだって言ってんの!」[アルフ](ケイトの話を聞いても全然気が付かない本当に鈍感なウィリーに対して)