SHINO's SketchBook
SHINOのときどき絵日記
 

2013年01月31日

  ■死ねばいいのに(京極夏彦)

死ねばいいのに
タイトルが秀逸。
不謹慎とかいう人もいるのかもしれないけど。

「死んだ女の話を聞かせて欲しい」
教養も学歴も常識も職もない無礼な男が
変死した女の関係者を訪ねていく話。
無礼な男ワタライケンヤを前にした関係者視点で
一人目から六人目まで。
但し六人目はケンヤに対して問う立場。

途中で結末の半分はわかってしまうんだけど、
残りの謎が最後まで解らないので気になって一気に読んでしまいました。

ケンヤは自分で自分をバカだバカだと言うけれど
対人スキルがないだけで、頭の回転の早い若者なので
かなり頭の良い子供が姑息な大人を遣り込める的な展開で話が進む。
嘘を吐かないのと本当のことを言わないのは両立するけれど
言うべきことと言ってはいけないことを選別して会話するのは
天然では出来ないと思うので、その辺りが違和感あるかもしれない。
本人に自覚がなくても、そこそこ頭の良い人間は自分レベルで会話するので
頭が悪い人間はバカにされてる気分がしてしまうものだし。
もっと頭の良い人間は相手のレベルに合わせられるのかもしれないけどね。

「死ねばいいのに」
それがイヤなら
前向きに生きるべき
という話?
不満も満足もそれが全てでは良くないということなのですかね。
確かに不満ばかりでそれを周囲のせいにして自分では何もしなければ生きてる意味ないし、
現状に満足してしまって、それ以上を望まず、ぞれ以下を怖がるだけならそれも意味がない。

2013年01月30日

  ■みんなのふこう〜葉崎は今夜も眠れない(若竹七海)

みんなのふこう〜葉崎は今夜も眠れない
架空の街、葉崎シリーズ。
シリーズとは言っても、葉崎が舞台になっているというだけで、
たまーに脇役が被ることがあるくらいの繋がりなのでノンシリーズと大差はない。

FMラジオの「みんなの不幸」コーナーに投書された
底抜けに天然ドジで超絶不幸なこころちゃん。
彼女の周りで起こる不自然なほどの不幸な事故の数々。
最初はラジオの投書とその後に続くニュース。
途中から視点が変わって、ラジオスタッフの日記。
そして病院の貸本コーナーボランティアの日誌。
作家のエッセイ。ラジオのパーソナリティのメール、と
次々媒体を移しながらもこころちゃんの消息を追う形で
背後の事件が解明されていくという内容。
登場人物の台詞や文章がリアルで笑えます。
特に人間のいやらしさの描写が素晴らしい作家さんなので、
ま、決して、清廉潔白とは言えない私は何というか、自分のいやらしさを
見せつけられている感もあったりして、軽く反省とかもしてみたり。

「みんなの不幸」ってありがちな話ではありますが
王道なんでしょうね。
なんかみんな不幸自慢好きだしね。
他人の不幸な話聞いて、安心するのも好きだしね。
貧乏自慢に通ずるところもありますね。
本来、自慢する話じゃないのにね(笑)
ま、私は貧乏はそこそこエピソードあるかと思いますが、
実は、多分、今まで本気でお金に困ったことはないので
本当に貧乏とは言えないんじゃないかと思います。
お金に困ったことがないというのは、
毎日ちゃんと御飯が食べられてるという意味でですが(笑)
そして、不幸の方ですが、こちらも、多分私は不幸になったことがないので
よく解りません。幸不幸なんて主観の問題だと思うので、もしかしたら
他人様には「不幸な人」と思われてるかもしれませんが(笑)

愚痴は言うけどね。
本気で不幸とも貧乏とも思ったことがないってきっとシアワセなんだと思うよ。うん。
あー、思春期の頃は別ね。無駄に自分を不幸だと思ってた気もするから(笑) ←中二病?w
もうあんまり思い出したくないし、あんまり覚えてないけどね。みんなそんなもんでしょ?

この本の主人公(?)のこころちゃんも主観的には不幸ではないのですよ。
だから、暗い内容なのに全然湿っぽくならないんですね。
不幸な少女の話ですが、湿っぽくないんです。素敵。

2013年01月25日

  ■ギリギリアウト!?的デートCD~吉野裕行、1人で12人演じます~(CD)

ギリギリアウト!?的デートCD~吉野裕行、1人で12人演じます~

ギリギリアウト!?的デートCD~吉野裕行、1人で12人演じます~

ギリギリアウトというか、完全にアウトというか(笑)
残念なデートCDでした。「残念な」は「デート」に掛かります。

ま、ご本人も収録後のキャストコメントで「ギリギリっていうかアウト」って仰ってますんで。

12人も演ってるのにデビトも清春もいませんでしたよ。
ボッスンはいましたけどね(笑)
12人の中ではわりとまともなカレシでした。肉まんを買い食いする中学生。カワイイの。
7・80代のおじいちゃんも演ってらっしゃいましたが、ちゃんとおじいちゃんでした。
ご本人は「12人とか言っても基本的に変わらないですからね(笑) みんな同じ声ですからね(笑)」
とか言ってますが、中学生から80歳まで!声優さんて凄いです。
個人的には吉野さんはオネェには向いてないと思いました。
あと、『ヤンキーな彼』にちょっと期待してたんですが、
喧嘩上等系のヤンキーではなくて、腰パンで常にだるそう系ヤンキーだったので残念。

12人それぞれワンシーンのみで短いですし、
みんなホントに残念な人達ばかりなんですが(笑)
吉野さんの感想コメントもあって、楽しいCDでした。

私、吉野さんは素でしゃべってる時が一番好きかもしんない。

2013年01月20日

  ■植物図鑑(有川浩)

植物図鑑
野草料理にまつわる蘊蓄と恋愛のお話。
所謂山菜ではなく、本当に雑草的な野草メインの料理。
# 雑草という名の草はないそうですが(笑)

野草料理はどれも美味しそうに描写されてて食べてみたくなります。
特にノビルは以前から食べてみたいと思ってたので凄く気になる。
イタドリは初めて知りましたが、これもめちゃ気になります。
ま、採集に行く気は全くないので、多分一生食べることはないと思いますが。
つくしに関して、手間が掛かる割にはたいしたことないとあったので、
美味しそうに描かれている野草はやっぱり美味しいんだと思います。
つくしは食べたことあるし、実際また食べたいとは思わないし。

恋愛パートの方は
「男の子の前に美少女が降ってくる話があるなら女の前にイケメンが降ってきてもいいじゃないか」
というコンセプトで、仔犬を拾うようにイケメンを拾った女子の話。
どっちも20代半ばなので、常識的に考えればあり得ない設定ですが、
そんなのを気にしてたら少女漫画読めないし。
イケメン拾う話なんてやっぱ少女漫画だし。
この行き倒れのイケメンがスーパーハウスキーパーで、
がっちり胃袋を捕まれた主人公が恋に堕ちるという。
ま、そりゃこれで惚れない女はいないだろ?という話ですが、
主人公一人称なので相手のイケメンの気持ちがよくわかんなかったので
わりと展開が唐突には見えました。
主人公のどこが良かったのかイマイチ解らんというか(笑)
外見の描写は全くないし、性格も「イイ子だけど恋愛対象として魅力的なのか?」なカンジだし。
なので、いきなりゲロ甘な展開に驚き。読んでて恥ずかしいくらいのゲロ甘っぷり。
最近乙女ゲーでゲロ甘耐性出来てるので平気だけど、いきなり読んだら背中痒くなりそう。
そこからまた唐突に別離になるのが凄い。素晴らしい起承転結でした。

カーテンコールは、別離期間中の二人のそれぞれの物語。
本編より好きかも。

2013年01月16日

  ■パイナップルと大豆

Pineapple
パイナップルの皮を剥くのが面倒臭い。
パイナップルの芽
この茶色いポツポツ。芽?
螺旋状に切るのが効率良いらしいけど、
ぐるーっと切っていったら結構実が持って行かれる。
案外根深いしね。
パイナップルカッターってぽつぽつ残らないくらい
皮厚く剥いてて勿体ない。
単なる貧乏性?
こんな事を考えながら必死で皮を剥く私は
果物屋の娘でしたw

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大豆その後。
大豆
どうすんの?これ。
大豆の先っぽ
先っぽ。

2013年01月15日

  ■ビブリア古書堂の事件手帖(TV)

ビブリア古書堂の事件手帖
ドラマ、第一話観ました。
栞子さんが剛力彩芽ちゃん、
五浦君がEXILEのAKIRAさん。
どちらも原作とはイメージが違うと思ってましたが、
実際、観たら、予想以上でした。
特に五浦君が…(ノД`)
あそこまでキャラ変わっちゃって…。
やっぱ原作とドラマは別物なのですね。
今後も観るなら割り切らないとダメですね。
ただ、キャラが変わっちゃってるので
栞子さんが五浦君を雇う事に対して必然性が感じられないのと
妹が弟に変わっちゃってるので益々理由がなくなる辺りが残念。
この辺、ドラマのスタッフさんは些細なこととして処理しちゃってるのでしょうかね。

あとオープニングで本棚から本が飛び出して落ちる演出が意味不明。
「あのさ、ビブリアの原作ファンて本好きな人が多いと思うねんか。
あの演出観ただけでムカツク人も少なくないと思うねんけど」
と呟いた私に向かってmasatsu氏が
「貴女はムカついてるだろうなと思って観てました」と。
ええ、むかつきましたとも。きっと私だけじゃないはず。
ホント意味不明。何で本落としまくってんの。
作中でも本落とし過ぎじゃね?

剛力彩芽ちゃんは頑張ってたと思います。五浦君ほどかけ離れたキャラにはなってませんでした。
ただ、もうちょっと、内気と饒舌の豹変ぶりを大袈裟に演じて貰いたかったです。
あんまり判らなかったということは、内気饒舌設定なくなってるんですかね?
重要な部分がことごとく端折られているような気がしてならない…残念。

2013年01月14日

  ■ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (三上延)

ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~
ドラマに間に合いましたねw

ビブリアが何故人気があるのか納得出来た気がします。
連作短編集っぽい作りで、小さな謎が一話ずつ紐解かれ、
少し大きな謎が一冊ずつ、解き明かされ、、
大きな謎がシリーズ全体を通して姿を現せていく。
それに惹き込まれない読み手はいないと思うから。

出てくるサブキャラみんなイイ味出してるけど、
坂口夫妻好きです。
今回出てきた昴君もまた出てくるといいのに。
彼も結構好き。

一話目の「たんぽぽ娘」があり得ないくらい高騰してるというのが
解り易いな~と思いました。ビブリア効果すごい。
オチは見え見えなのにそれでも読みたいと思わせる描き方が凄いんでしょうか?
残念ながら私は古典の良さが解らないので。
古典は古典になる前に読みたいのです。
時代的にではなくて、自分の中で。
十代の終わりから二十代に掛けて、仁木悦子を貪り読んだのですが、
あの時にあの作品に巡り会えたのは幸せだったと思います。
その後、綾辻を始めとする新本格にずっぽりはまっていくのだけれど、
もし先にそちらを読んでしまっていたら、きっと仁木悦子は楽しめなかった。
表現もトリックも、後発ほど洗練されていくと思うから、
やはり古典は素晴らしい作品であっても、色褪せて見えてしまうので。
その程度の目しか持ち合わせていない自分が悪いのだけれども。
中学生の頃に海外ミステリを囓り読み、その後、戦後の国内ミステリを読み、
新本格に出逢ったのは本当に私みたいな人間にはラッキーだったと思う。
古書の匂いは嫌いではないけれど、やはり新刊書の匂いの方が好きなので。
こう書くと深みのない人間のような気がするけど(笑)
実際深みがないので仕方ない。

2013年01月13日

  ■ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常(三上延)

ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常
五浦君と栞子さんの過去の話が出てきて、
徐々に人となりが解ってくるのが面白い。
こうして巻数重ねる毎にキャラに厚みが増していくのがシリーズ物の面白いところ。

しかし1冊目もそうだけど、日常の謎的な話の中に
結構ダークな重い話がさらりと混じってるアタリが驚く。
1冊目よりはマシだけど。

2013年01月12日

  ■ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち(三上延)

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち
ドラマが始まってしまうので大急ぎで読む。
挿絵だけでドラマのキャストはイメージが違うと思っていたけど
読んでみてもやはりイメージがかなり違う。
ただ栞子さんは、読む前は冷静沈着なイメージだったので
実際の内気キャラはちょっと意外。
そして本に対する情熱が怖い。
私は古典は殆ど読まないので絶版希少本の価値が
イマイチ解ってないのだと思いますが。

マニアは怖いというお話。

2013年01月09日

  ■大豆

Tohru氏が冬休み前に学校から大豆を一粒持ち帰って
「水につけとく」とか言ってジャムの瓶に水を張って大豆投入。
紆余曲折の末、発芽したと思ったらにょきにょき伸びてます。
↓200円前後で売ってるアヲハタジャムの瓶ですよ。にょきにょき。
大豆
一体どこを目指してるんでしょう。
いや、大豆ではなく、Tohru氏が。
 ・
 ・
 ・
 ・
・・・大豆が目指してる物にはきっとなれないと思う。

2013年01月08日

  ■冬休み終了ヽ(´ー`)ノ

やっと冬休みが終わったよ~。
今日は幼稚園は午前保育だけど
小学校は初日から給食有りの五限まで。
子供も大変だね。

松の内振り返り。

元旦は姫路で墓参り。
道が空いてるので元旦の日帰りが一番ラクチン。
午前中に墓参りして、
元旦早々Tohru氏にキレて(笑)
無駄に買い物する羽目になり
昼ご飯の後はダラダラとゲーセンで過ごし
夜御飯の後は仕事を終えたM嬢と合流してお茶。
その頃、今年は留守番のNaoki氏とItsumi嬢は
二人で御飯を作って食べてました。
そしてNaoki氏は急遽バイト先から電話で深夜バイトに行ったとかw
私はカーナビに誘導されて初めて北神戸線を走る。
山陽道より良いのかどうかは謎。
夜に慣れない道を走って疲れた。

二日は午前中はダラダラ過ごし、夕方masatsu氏実家へ。
手土産買いにイオンに行ったらダダ混みでウンザリ。
masatsu氏実家で食い散らかした後、私は初出勤。

三日~五日はM嬢が来てお泊まり。
三日はNaoki氏とItsumi嬢と三人で呑みに行き、カラオケに行き。
キモチワルイくらい仲良しの三人。
そしてNaoki氏は一番年上のくせに、金なしの学生なので
飲み代、カラオケ代共に妹達負担。どこのヒモやねん…。

四日はM嬢とItsumi嬢二人でショッピング。
なんか大量の袋抱えて帰宅。
私はミリタリーコートを貰いました。
「だってお母さんはこの色やモン」って
私の上着カーキばっか(笑)
newオーブンで初菓子。
パウンドケーキ3本焼く。
バター360g・砂糖360g・卵306g・小麦粉360g
マロンペースト120g・栗甘露煮400g瓶1本・バニラビーンズ1本
翌日完食される。恐ろしい。

五日は初出勤のはずのItsumi嬢がダウン。
一日中寝て過ごす傍らで漫画を読むM嬢w
夜御飯食べて、私のGS2とNaoki氏のDSi持って帰宅。
でもアイツはゲーム音痴なので楽しめないと思う。
私のソフトがぞんざいに扱われないことを祈る。
フルコンプデータ初期化してしまったので
もうプレイすることはないかもしれんが。
1と2、PSP版出ればいいのに。出たら買う。

六日はItsumi嬢まだ復帰できず、欠勤二日目。
私はだらだらときメモ。夜は仕事。

七日はmasatsu氏もItsumi嬢も出勤。
チビの宿題の追い込み。
銀行に行ってお年玉貯金とチビへの借金返済(笑)

七日中五日間は仕事あったし、あっという間の一週間でした。
さて、幼稚園も明日から通常保育。
体を平常運転に戻さなくては…。

2013年01月01日

  ■迎春

あけましておめでとうございます。

今年もジャニーズ観ながら年越ししました。
チビズはとび森でカウントダウンやってました。
夜中まで起きてて、夜中にゲームするって
彼等的にはスペシャルディではなかろうか(笑)
去年はコンビニシリーズ集めるために
普段なら絶対行かない場所にあるセブンイレブンに
毎週通わされましたよ。
そうやって貰ってきたコンビニシリーズのレジカウンターを
「これはいらんわ」とリサイクルショップに売り払うTohru氏… orz
彼にはコレクター気質がない。

大掃除はもう全然やる気なくて、
毎年だけど、例年以上にやる気なくて…。
でも換気扇のドラムは洗ったので満足(笑)

去年はときメモに始まって、Vitamin挟んで、ときメモで終わりました。
今年も楽しいことが沢山の一年でありますように。

では、今から帰省して墓参り。
行ってきます。