SHINO's SketchBook
SHINOのときどき絵日記
 

2011年07月29日

  ■海の底(有川浩)

海の底
自衛隊三部作、三冊目。
共通点は主人公に自衛官がいるというだけで全く繋がりのないシリーズですが。
前二作より更に恋愛要素低めのパニック小説。

巨大化した甲殻類に襲われて潜水艦に逃げ込んだ自衛官2名と13人の子供たち。
この15少年漂流記的な視点と、対甲殻類で奮闘する機動隊視点の話。
核となるオトナ達が皆一癖も二癖もありそうなモンダイ人物で、
避難した子供たちも歪んでたり僻んでたり、モンダイありで、
それぞれの思惑や心境の変化が面白い。

母親にスポイルされて歪んだ価値観を持った悪ガキがホントーにイヤなヤツで
中学生でリアルにこの性格ならもう救いようないんじゃないかと思うんだけどね。
実際ココまでイヤなヤツが身近にいても、矯正しようとは思わないし、
そもそも近寄らないから矯正可能かどうかも謎です。

真面目な話、保護者にも本人にもモンダイアリの子供が身近にいたらみんなどうしてんの?って思う。
「あそこの子と遊んじゃダメ」なんて言いたくないけど、言わなきゃこっちが傷付けられる。
時々、ヤな大人だなーって思う。余裕なくてゴメンね。


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