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■Elicit from CLIE ~ XIGMA 製専用ケース購入■

SONY PEG-T600C/L 2001.12 購入

・ケースは必要?

Palm にケースは必要だろうか? 液晶や筐体の保護は重要だと思う。しかしフリップ付きの縦開きや手帳型の横開きケースの場合『開ける』という動作が必ず発生する。これでは Palm の持つビューワとしての軽快さが薄れるのではないだろうか? かといって筐体だけカバーして液晶面に何もついていないのもケースとしての用途を考えるとイマイチである。m505 や CLIE T シリーズなどスリムな Palm だとケースを着けることにより『薄さ』が損なわれる可能性もある。しかし Palm には多種多様なケースが発売されている。Palm V 系用にはエルメス等のブランドからもケースが発売されている。これは多くの人がケースを望んでいるということに他ならないだろう。私もその一人である。ケースを着けることによるデメリットもあるが、やはりケースを着けることによる安心感も大きい。今回 T600C を買って「左手に指輪をつけていると背面に傷を付けてしまいそうで危険かも」と思ったのでケースは買って良かったと思う。

・縦開き?横開き?

前述の通り、Palm のケースには大きく分けるとフリップ付きの縦開きと手帳型の横開きがある。私の印象では全体的には手帳型の方が人気があり種類も多いような感じがする。しかし私は m505 を買ったときから Palm には縦開きケースが向いているのでは? と思っている。事実、m505 用には縦開きケースを買った。この辺りは完全に個人の好みであるが、私が縦開きを好む理由は単純に Palm をホールドするなら縦開きの方が持ちやすいだろうということだ。実際には手帳型のケースを使った事がないので、この辺りは分からない。使ってみると手帳型も案外使いやすいかもしれない。ただ m505 に付属していた横開きのカバーは使いにくかった。CLIE にはジョグがついているので尚更縦開きの方が良い、と個人的には思う。今のところ唯一発売されている T シリーズ用純正ケースも縦開きだ。

・入荷が遅れている間に

私は T600C を予約するのが少し遅かったので、発売日には入手できないことになった。その間に液晶保護シートの確保と、できればケースを用意しておきたかった。その時点での選択肢は純正ケースしかなく、Clio さんのサイト「Palm大陸探険記」のレビューを見ながら検討していた。そんなとき、各種 PDA 用革ケースの販売で有名な XIGMA から、サードパーティでは初めて T シリーズ用ケースが発表されたのだ。両者とも縦開きのケースでシンプルなデザインだ。「Palm 大陸探検記」の写真を見てると純正ケースはかなり格好良く見える。実勢価格的には両者とも変わらない。さらに、まだ Palm 本体が届いていなかったので純正ケースなら上手くすれば注文している販売店から本体と同時に届けてもらえるかもしれないと思った。しかし結局 XIGMA のブランドイメージ、初期ロットが 50 個限定という言葉に惹かれて、本体も届いていないのに XIGMA のケースをオーダーしてしまった。ただ今回の「限定」はデザインが変わる可能性があるための限定で、このケース自体が 50 個しか作られない訳ではない。そう思うと少し早まったかも。後期型の方がデザインもこなれたものになるかもしれない。T シリーズのケースは様子見の人が多いのか、初回 50 個限定なのにサイト上では限定数量に達したという表示が出ない。それでも初期ロットを手にするのは何となく気分の良いものであり、私はケースの到着を心待ちにしていた。そして本日(12/29)ケースが届いたのである。

・写真と使用感

写真とともに簡単な感想を書いておく。購入を検討されている方の参考になれば幸いである。私はこのケースを非常に気に入っている。ケースを着けることにより横幅も厚みが少し増し、多少操作感も悪くなるが、革製品なので長く使ってやれば手に馴染んで使いやすくなってくると思う。このケースがバッチリ馴染むくらい T600C を使い倒したいものである。

この箱に入ってました

この箱に入っていた。結構高級感がある。

中身は本体とネックストラップ、あとメンバーズカードみたいなのが入っていた。

ケース全体図。出っ張りの部分で本体をホールド 本体。思った以上にシンプル。右側の出っ張りの部分で本体をホールドする。完全に固定されるわけではない。
ゴムで固定した状態 ゴムの留め具を使って固定した状態。厚さは約 25 mm。CLIE 本体のみと比べると倍の厚さだが、カッターシャツの胸ポケットには余裕で入る。
ゴムを上げた状態 留め具を上にした状態。この仕組みは実によく考えられていると思う。
横から 横から見た図。本体ははめているだけなので簡単にスライドできる。
クレイドルに乗せた状態 クレイドルに乗せた状態。少しスライドさせれば問題なく乗せられる。
ネックストラップを着けた状態

ネックストラップを着けた状態。

モデル:masatsu
撮影者:Itsumi
背 景:望珂ケージ

正面 正面。私はネックストラップは普段使わないかも。
背面 留め具を上にした状態の背面。これぐらい露出しても指輪には当たらない。
手に持った状態 手に持った状態。横幅の分操作感はどうしても少し悪くなる。あと簡単にスライドするのも善し悪しだ。この辺りは慣れれば徐々に解決されると思う。