「魔神の遊戯」
御手洗モノですが語り部が石岡じゃない作品。
外国での事件なので地理音痴の私は地名が出てきても位置関係がよくわからず流してますよ(笑)
カタカナ名拒否と地理音痴が海外物避けてる一因なのに。
読みながらずっと違和感があって、それは石岡視点じゃないせいかと思ってましたがこういう感覚は重要。
シリーズモノはシリーズモノでしか楽しめない要素があるもんです。
事件自体は猟奇連続殺人。
御手洗が脳の研究をしている関係で最近の事件は脳障害に絡むモノが多い。
脳に関する知識が増えるのも一粒で二度美味しい。
あとは宗教絡みだったので旧約聖書に関してもちょっと知識増えましたよ。
こういう知識が増えるのがいいのか悪いのかは謎ですけどね。
聖書って世界で一番読まれているエンターテインメントだと思うけど
解決編のないミステリみたいなイメージでちゃんと読む気がしないので
いつまでも私の聖書に関する知識は断片的。
何故あんな中途半端な読み物がここまで支持されているのか、読んでみなきゃわかんないだろうにねぇ。
いや、読んでも解ると思えないから読めないんだな(笑)
他の書物で引用されている断片的な知識が不要なモノなのかもしれないと思ったり。