「100人の森博嗣」エッセイ。
森博嗣のエッセイを読むのは実は初めてです。
本屋で何気なく手に取ってしまったのでパラパラ捲っただけで戻し、帰宅してからAmazonで買いました(笑)
特別収録の素人インタビュー記事が読みたかったからです。
チビズを連れていたので立ち読みは無理だったのでした。
立ち読みできる程度の文を読む為に本を購入…贅沢な身分になったものです。
いや、無駄遣いしてゴメンナサイ。
勿論、そこだけ読みたかったからといってそこだけ読んで放棄したらホントの無駄になるので全部読みました。
この本の前のエッセイでS&Mシリーズの後書き解説を書いていたらしいですが、
今回はVシリーズ以降の解説が書かれていてまんまと未購入作購買意欲をかき立てられ
今また森作品3冊発注中です←バカ
「今夜はパラシュート博物館へ」を短篇集だからと中身も知らないままスルーしてたのは失敗でした。
小鳥遊君のお話があるそうで。
本の発売日近辺に購入本が集中しようが、忙しかろうがキチンと調べてから切り捨てるべきですね。学習。
『小説に書かれていることが森自身の思想あるいは思考だとは思われるのは心外』という文章がありました。
フィクションに書き手の人間性はどのくらい表れるんだろう?というとりとめもないコトをつらつらと考えました。
凡人が天才の思考を想像できるだろうか?
天才には凡人の思考が解るんだろうか?
善人に悪人の思考が想像できるんだろうか?
悪人に善人の思考が解るんだろうか?
人間の想像力に限界はないのか?等々。
シリアルキラーの異常心理がいくら克明に書かれていたとしても
それは現実のシリアルキラーの心理とは全く一致しない(かもしれない)
ということをついつい忘れがちになる私。