「赤緑黒白―Red Green Black and White」Vシリーズ10冊目。完結編。
シリーズ完結といいつつ、謎がいくつも残されたままというか、スッキリしない印象。
巷では次作の四季シリーズの布石シリーズ扱いだし。
意味深な台詞の数々を流して単発のミステリ部分だけに注目してみてもイマイチ。
異常心理が理解できないと動機に納得できないせい?
理解する必要はなくて「そういうものもある」と認めることが大事らしいけど。
森作品を読む度に自分の脳味噌レベルの低さを痛感する。
レベルの低い人間にはレベルの高い人間の思考が理解出来ないんだと思う。
表された言葉に自分なりの解釈をして理解したとは思えないまま不完全な決着をつけるしかなくて悲しい。
キャラの会話は真意がどこにあるか理解できているかどうかも判らないけど
自分なりに色々考えさせられるのでそういう部分では楽しい。
比喩表現は受け手次第で深くも浅くもなるもんだと思う。
"殺人が悪というのが固定観念"の辺り面白い。
実際大抵の殺人者は「正義」の為に人を殺めているんだろうと思うし。
あと私は「色鉛筆を綺麗に並べたい欲望」の強い人間だと思う。
並べ順だけでなく、長さがマチマチになってくるとちょっと気持ち悪く感じる。
誰でもそうかと思ってたけどそうでもない?
当たり前のように「順番に並べない人間の方が多数」と書かれていて驚いた。
んで、やっぱり小鳥遊君に逢えるのがこの作品で最後(かもしれない)というのが一番悲しい。
西之園萌絵にも瀬在丸紅子にももう逢えなくていいから小鳥遊君に逢いたい(笑)
わたしも綺麗に並べたいです。
Posted by: なりみ : 2005年11月28日 17:59色鉛筆は、適当な箱にどかっと入れてます。
セットで買った場合、専用の箱があるからグラデーションに並べたくなるかも(最初のうちは)。
長さは気にしたことないですねぇ。
▼なりみさん
並べたいですよねー。
あ。でも案外動機は違うのかもしれなかったり(謎)
▼やあさん
適当な箱にどかっと入ってるのも量が適度にあればいいかもですね。
長さが気になるのはやはりケースに入れて並べてるからですね。
色鉛筆、眺める為に250本もセットで買うヤツですからね、私は。
使ってしまって規則的に並べても綺麗じゃなくなれば私もどかっと箱に入れてしまうかもしれません。
そういう無秩序さも嫌いじゃないんです。
中途半端が一番イヤ(ますます謎)
私も色物は眺める為に買ってました。
パステルやカラーインクなんて最高に素敵。
鉛筆画が多いので実際は使わないんだけど・・
でも綺麗な物はやっぱり側に置いときたい。
自分の勝手なテーマで並べ替えて遊んでましたね。
今はドカっと立ててます。
しかも出産した病院でもらったマグカップに(^^)
自分自身の変化を一番感じる部分だわ。
やっぱり眺めるの好き?
royさんはそうだろうと思ってたよ(笑)
パステルもいいけどカラーインクはいいよねぇ。
瓶も可愛いんだよね。
でも若い時はお金がなくてあんまり色数買えなかったなぁ…。
で、買えるようになったらカラーインク並べるなんて環境が許さない(苦笑)
そしてきっと干涸らびるまで放置される ^^;