「 国語入試問題必勝法」
Naoki氏購入本。最初タイトルだけ聞いて参考書かと思いました ^^;
「何で今更国語の参考書なんか必要なんだよっ!」と文句を言ったら
masatsu氏に「それ、小説ですよ」と突っ込まれたという…。
あぶねー。騙されるトコだった。
# 小説はNaoki氏の自腹だけど参考書なら家計で代金負担になってしまうのでw
13年前の作品です。結構古い。多分、清水義範も今回初読。
もしかしたら昔買ってた小説雑誌で読んだことがあるかもしれないけど。
パロディ作家というのを知らなかったのでやはり初読だろうと思う。
短篇集なんですが、masatsu氏が昔、表題作のドラマ化された物を観たそうです。
読んでみたら凄く短い作品なんだけど、どんなドラマに仕上がってたんだろ。
どの作品もそれなりに面白いですが私は「猿蟹合戦とは何か」が面白かったです。
何故、猿と蟹なのか。どんな意味が込められているのか。
勿論元がパロディというふざけた話なので内容も真面目な物ではないわけですが
妙に納得出来る部分があって面白かったです。
単なる仇討ちの話ではなく、虐げられた女の逆襲という話だそうですよ(笑)
表題作はじめ、他の作品も皮肉混じりの、でもイヤミのない内容でした。