映画を観てみたいなーと思ってたら、友人が読んで「良かった」という感想だったので読みたくなりました。
ただ私は文庫派なので躊躇してたらmasatsu氏が買ってくれるというのでありがたく買ってもらう事にしました。
最初はネットで買おうと思ってたんだけど、昨日masatsu氏が本屋で発見して買ってきてくれたので読みました。
「きみに読む物語」
帯に書いてある
『わたしはありふれた男だ。
でも、全身全霊を傾けて愛する女性がいる。
いつでも、それだけで十分だった』
という文章を見て、masatsu氏に「そそられへん?」と訊いたら
「は?当たり前の事が書いてあるだけじゃないですか」と言われました。
多分、ココで私の感動スイッチがオフになったものと思われます。
あんなにあちこちで絶賛されてるのにダメでしたよ…orz
主人公に感情移入出来なくて、全体的に凄く冷めた目で読んでしまいました。
色んなモンダイが起こるであろう長い人生の日常が描かれていなかったせいもあるかもしれません。
書かれているのは出逢いと別れ、そして再会。あとは終焉。
二人が愛し合っていたというのは確かなんだろうし、
恋愛においてお互いどこに惹かれたのかなんて愚問だとは思うんですが
何故ここまで惹かれあったのかが理解出来なくてつまづきました。
私の目では人物が特別魅力的には見えなかったって事ですね(笑)
「奇跡の純愛小説」って帯に書かれてあったけど
何が奇跡だかわかんないし、純愛小説にも見えなかったです。
私の感性ダメダメだわ。
映画より原作の方がプラトニックらしいですが
私は原作のそういう描写を受けつけられなかったので
映画は観ない方がいいんだろうなーと思います。
ヨカッタなーと思った部分も勿論あります。
アリーの母がヨカッタです。
私にとっては彼女が一番魅力的な登場人物でした。
あー。「バカ?」って思われるの承知で書いちゃいますとね、
現時点では、私 この本の妻と同じくらい愛されてますもん。
本に書かれてる内容より遙かに恥ずかしい内容の賞賛の台詞日常的に聞かされてますもん。
最初にmasatsu氏が言った通りなんですね。
当たり前の事として読んじゃったのであんまり感動出来ませんでした。
実は全然当たり前じゃなくって私が幸せ者だという自覚はあります(笑)
人生の終焉についてはわかりませんけどね。
自分が主人公と同じ事を出来るのか?と問われたら答えられません。
実感できるほどの経験が不足してます。
ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆
かわいぃーーーSHINOちゃんっ!
なんかね、このエントリーは凄くかわいい。
感情移入しようとするとダメなんじゃないかな?
物語として、客観的に(笑)
ワタシは、彼女の手紙に泣けたよ。
最後の日々とのギャップにね。
年老いたおじいちゃまが
毎日毎日「詩」を読んでることが感動。
二人の若い頃には全然興味ないの。
最後の日々が
ああいう暖かく見守られる日々でありたいなぁ~って思ったかな。
それにしても、毎日のMasatsu氏の言葉を
聞きたいもんだ(笑)
それこそ本にして、終焉の時に
Masatsu氏に読んでやんなさいな♪
カワイイ?うひゃ、好意的なコメントアリガトウ。
私なら他人がこんな事書いてたらきっと「バカ?」と思います(笑)
そうか、感情移入は出来なくて当たり前なのかー。
客観的に見るとやっぱり「よくある話では?何が特別なの?」になっちゃうし ^^;
彼女の手紙は「生きていくならこうとしか書けないよなー」と思いました。
私はあの状態なら生きていたくないです。
エゴイストだから(笑)
でもコレは「今」だから言えるのであって「そのとき」がきたら言えないかもしれない。
だから私は数年以内に安楽死とか尊厳死とかが認められる世の中希望です。
最後まで「ちゃんと生きて」死にゆきたいと思っています。
ちゃんと生きられなくなったら楽に死なせて欲しい(笑)
masatsu氏の言葉は本人は全然恥ずかしがってなくて
私が恥ずかしいだけなので絶対本になんて出来ません(笑)
実は、うちにこの映画の割引券があって、行こうかどうか迷っていました。
現在、行かない方向に傾き中。いや、いい映画っぽいなあとは思っとるんですよ。
え?私のせいですか?(;^_^A アセアセ
私、ネタバレ的な発言してるかも。
ゴメンナサイっ!
でも私は映画は観てないから映画だとどうなってるのかはわからないし
私はダメだったけど感性は人それぞれだし、
興味があるなら行った方がイイですよぉー。
私が与えてしまったクセに何ですが先入観のせいで見る事すらやめてしまうのは勿体ないです。