SHINO's SketchBook
SHINOのときどき絵日記
 

2004年04月01日

  ■黄泉がえり(TV)

昨日テレビでやってたのをmasatsu氏に頼んで録画してもらったので観ました。
以下ネタバレあり(?)

多分「常に前向きに生きていく事」を伝えたいのだと思う。
原作を読んでないのでわからないけど。
観るまではもっとホラーっぽいのを想像してました。
黄泉がえった現象の納得いく説明がなかった辺りに不満を感じるのは野暮?

死んだ人に未練が残って、生き返ってもらいたいというキモチを抱くのは不自然じゃない。
でも死んだ直後ならともかく何年も経ってから死んだ当時のまま生き返られてもきっと困る。
つい先日母を亡くした私は今、母が生き返ってくれたらウレシイ。
でも今じゃなく、10年20年後なら?きっと困る。戸惑いだけがある気がする。
例えば恋人や伴侶を亡くしてたら?前向きに生きている人間ほど、きっと困る。
想いは変わらなくてもきっと環境は変わっているはず。
愛する人を亡くしたからって愛する事をやめるのは切ない。
亡くした相手と同じくらい愛する人が側にいるのは幸せな事。
前向きに生きている証。だからきっと困る。
でも、亡くしたのが子供なら…何年経ってもきっと返ってきて欲しい。困らない。
こういうキモチになっちゃう辺りが『逆縁の不幸』って事ね。
50年以上も経ってから息子が帰ってきたおばあさんも登場してたけど、
息子が消えた後も前向きに生きていく描写が嘘くさかった。
自殺して黄泉がえった中学生。黄泉がえらせたのは同級生の女の子。
両親のキモチが全然描かれてなかったけど、それが切なかった。
そんなもんじゃないだろう?と。
なんかまとまりのない文章だな(笑)
人気アーティストのエピソード・主人公の相手役の消える直前ワープ
境界線を越えた時の設定…等々、予測がつく展開ばかりでちょっと安易さがぬぐえない。

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出産記録ひっそりアップ。
お暇な方はお探し下さい(笑)


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