S2G HOME≫masatsu file ≫PDA≫Elicit from CLIE ~ Maldal-Art への誘い
SONY PEG-T600C/L 2001.12 購入
近くの電器店に行く用事があったので本日(6/8)発売の T650C を見てきた。その店の PDA コーナーがスペースは広くなったものの、端の方に追いやられていたので何だか寂れた印象を受けた。しかし、発売日には展示もなかった T600C & T400 とは違い、T650C はちゃんと展示されていた。T600C からの大きな変更ポイントである液晶は確かに綺麗になっていた。もう一つのポイント音楽機能の影響でジョグの位置が変更になっている。展示品を丑やの手帳型ケースに入れてみたが、もちろんジョグ周りの切り込みの位置が合わない。ジョグはギリギリ範囲に入るが、バックボタンは完全に隠れる。位置変更については、慣れないせいもあるだろうが、使い勝手が良いとは思えなかった。やはり音楽機能を省いて値段をいくらかでも下げたモデルも欲しかったところだ。ちなみにその店では WorkPad c3 が 19,800 円で売られていた。
先日、ActionNames の新バージョンが公開された。私が使っていたのが 5.2a で、5.21 と 5.22 が続けて公開された。私が気付いたときには既に 5.22 が出ていたのでそちらをインストール。恒例の JogCAT の動作確認は今回は NG。あと、予定の入力中にジョグでの漢字変換の次候補呼び出しができなくなっている。JogCAT はハードボタンで代用が利くが、漢字変換でジョグが使えないのはチト不便だ。そして決定的なバグが、年間予定が前日にも表示される点だ。私たちの結婚記念日は 6 月 10 日なのだが、9 日にも結婚記念日が表示されていた。最初は私が操作を誤ってコピーしてしまったのかと思っていたが、子供達の誕生日など他の年間予定も全て同じようになっているのでバグと断定。結局今回は 5.2a に戻すことにした。
五月の末に Mandal-Art for Palm OS が発表された。Mandal-Art をご存知の方は多いかもしれないが、簡単に言えば「思考を支援するための新しい手法」となるだろうか。3 x 3 の 9 つのマスの中心に主題を置き、それに関する事柄を周りの 8 つのマスに埋めていく。そしてそのそれぞれのマスを中心とした新たな 3 x 3 のマスを階層的に作っていきながら思考を深めていく、といった感じなのだが、上手く説明できていないので詳しいことはサイトを参考にして欲しい。この Mandal-Art はベースは紙の手帖で、デジタルデバイス用としては過去に、Macintosh HyperCard 版、Newton 版が発売されている。私も Newton の頃に少し試してみたことがあるが、どうも上手く使いこなせなかった。
そして、数年を経て今回 PalmOS 版が発表された。私は今回もダウンロードして試してみたが、相変わらず使いこなせているとは言い難い。Mandal-Art の評価は高く、Newton の頃には「Mandal-Art がキラーアプリ」になる、とよく言われていたし、今回もサイト上で Mandal-Art が Palm のキラーアプリになるような事が書いてある。Palm の場合は Mandal-Art 以外にもキラーアプリと呼べるソフトは沢山あるので、Mandal-Art のせいで Palm の売上げが伸びるとは思えないが、それだけ便利に使っている人が多いと言うことであろう。幸い試用期間が二ヶ月あるのでもう少し使ってみたいと思う。しかし、キラーアプリになる前に 15,000 円という価格はどうにかした方が良いのでは?と思う。ゼロが一つ少なければ私も迷わずレジストしたことだろう。