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■Elicit from CLIE ~ 待ちに待った DTMF Dialer■

SONY PEG-T600C/L 2001.12 購入

・ついに登場

CLIE 購入以来待ち望んでいたソフトがついに登場した。それは岡本博行さん作の DTMF Dialer for CLIE だ。これは CLIE T シリーズに登載されている FM 音源を使ってダイアルトーンを再生し、その音を受話器に聞かせることにより電話をかけることができるソフトである。以前の日記でも書いたが、私は Palm デバイスへの不満の一つとして、ダイアルトーンによる発呼ができない点をあげている。これは今までに使ってきた PDA がことごとくこの機能を備えていたのに、シェア世界一を誇る Palm に搭載されていなかったという失望も含まれている。

・FM 音源様々

今まで HandEra 等のマシンではこの機能が使えていたのだが、それは HandEra が独特のスピーカーを搭載しているためだった。CLIE T シリーズに FM 音源が搭載されていると知ったとき、ひょっとしたらこの機能が実現されるのではないかと淡い期待を抱いていた。それが実現したのだ。4 月 15 日に発表されていたようだが、ここ最近バタバタしていて気付いたのは今日だった。早速インストールして、会社の電話で認識できるように調整した。私の場合、ToneLength を 200、ToneGap を 80、Amplitude を 80 として使っている。このソフトでダイアル音量を調節できるのはありがたい。電話番号はテンキーで入力する他アドレス帳からも取り込むことができるが、少々仕様に制限がある。しかしこの辺は運用でカバーできるレベルなので大きな問題にはならない。CLIE で電話をかけられるというだけで私には非常にありがたいソフトだ。これで CLIE は私の PDA としてますます手放せない存在となった。

・ActionNames をバージョンアップ

私が使っている予定表アプリ、ActionNames がバージョンアップされ 5.2a が公開された。今回のバージョンでは 5.10 以降使えなかった JogCAT が使えるようになっていた。しかし、その代わり連絡先リストの画面でジョグを使った選択ができなくなってしまった。ジョグによるスクロールはちゃんとできるので、この点についてはあまり問題ではない。JogCAT が使えることで個人的には総合的な使い勝手は向上したと思う。