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SONY PEG-T600C/L 2001.12 購入
前回に続いてケースについて少し。昨日レビューを公開していただいたばかりの XIGMA 製ケースだが、ちょっと厄介な現象が見られた。ゴムの留め具を表にした時、その位置が丁度ハードウェアボタンのラインと重なる。そのせいかどうかは分からないが、留め具の辺りを強く掴むとハードウェアボタンが反応してしまうのだ。反応するのは両端の予定表ボタンとメモ帳ボタンの二つ。ハードリセットの際、充電池が異様に消耗していたのは多分これが原因だろう。ポケットの中でボタンが押され続け、電池切れを起こしハードリセットを起こすまで消耗したのだろう。今後はこの現象を意識して使わなければならないだろう。あと先日発表されたケースで気になるものがある。京都の丑やさんの手帳型ケースだ。このケース、デザインが素晴らしい。特に T400 用は薄さ、フォルムとも現在発表されているケースで最高のできだろう。私も食指が動くところだが、少しお値段が高めなのと、横開きの手帳型ケースはイメージすればするほど使いにくく思えるのとで見送ることにした。しかし、実際に出荷されて各所でレビューされると買ってしまうかもしれない。
今日は大阪へ出張だったので早速 Navin' You Pocket を使ってみた。以前友人宅へ行く際に使ったときは距離が遠すぎで上手く目的地を判別できなかったが、今回は駅から近いこともあって上手く使うことができた。前回は住所検索用のデータを入れていなかったのも失敗の一つだ。今回は大阪の中央区、西区、北区といった主要なお得意先がある地区の住所検索用データもセットしておいた。あとはポイント作成で主要お得意先の所在地を記憶させておいた。これで大阪方面の出張は大丈夫、だと思う。
私が CLIE に求めたのは「ジョグにより左手だけで操作する」ことだった。私はとりあえず"CLIE ユーザ必携ソフト"と言われる PowerJOG をインストールしてみた。PowerJOG は CLIE N シリーズ以降に付加されたジョグアシストと相性が悪いらしいので、ジョグアシストを無効にした状態でバックボタンの機能を拡張する BeHack も一緒にインストールした。この組み合わせで T600C を使っていたが、「ジョグにより左手だけで操作する」のは少し厳しい、というのが結論だった。PowerJOG の機能でボタンを操作することができるのだが、Navin' You Pocket 等一部のソフトで上手く動作していなかった。PowerJOG は試用期間が切れたときレジストするか迷ったが、シェアウェアフィーがちょっと高いので、ハードリセットを機に T600C からアンインストールすることにした。現在はジョグアシストを有効にしバックボタン長押しには「カーソル/メニュー表示」を選択して使っている。あとは Crs-Launcher の機能が大分助けてくれている。しかし PowerJOG ではあった機能でこの構成には無い機能がある。それは DA ランチャーの機能だ。これについては ButtonDA Hack と AdA を組み合わせて使っている。これで「ジョグにより左手だけで操作する」は無理でもせめて「ペンを抜かずに操作する」は実現できるかもしれない。この構成でしばらく使ってみてどうしてもダメだと思ったら PowerJOG を再インストールし、今度はレジストしようと思う。
今日は出張時の打合せメモを取るのに T600C を結構長時間使っていた。帰宅後も Navin' You データの追加などをしていたが、それでも丸一日の使用でバッテリ残量が 100% から 37% になるのは少し減りすぎのような気がする。この辺りは今後の推移を見守りたい。
今日は「ンソ字 FIX」をインストールした。これはハイレゾフォントで区別のつきにくい「ン」と「ソ」をよりそれらしく整形するためのソフトだ。確か T シリーズ発売を記念して発表され、ハイレゾ CLIE 必携のソフトとなっている。私は今まであまり気にしてなかったが、今日「ナンバー」を入力した際「ン」が「ソ」に見えたので、インストールを決意した。インストール後は確かに見分けやすくなった。
次回は Crs-Launcher と Crs-MeDoc について書く予定をしている。