「永遠の0」
本屋で何本も平積みになってますが、戦争物ということで敬遠していました。
「モンスター」が気になったところに縁あって二冊とも購入。
結果、どちらも読み返そうとは思いませんが、面白かったです。
戦争で亡くなった祖父のことを調べるために、戦争経験者の老人達にインタビューしていくという形式で
多分に御都合主義ながら、時系列に沿って祖父を知る人達の話を聴いていき、
「臆病者」と誹られるほど命を大切にした祖父が、何故特攻で命を落としたのかが明らかになっていく。
私は戦争物は嫌いなので、史実に基づいた戦記なんかは一切読んだことがなく、
フィクションから細切れに知識を得ているという状態なので、
老人達が語る戦争がどの程度、史実に基づいているのかよく判りません。
多分、実在の方々の名前が出てきているので、ノンフィクション部分も結構多いのかと思います。
戦争の話にしては読み易い文章だったと思います。一気に読めました。
涙腺弱くなってるのでかなり泣けます。
だから戦争の話は嫌いなんですけど。
なんか偽善的な涙流してごめんなさいな気分になるので。
もう誰にゴメンナサイなんだか、何がゴメンナサイなんだか(笑)
とにかくイヤな気分になるんですよ。
何が悪いわけでもなく。
今回も度々イヤな気分になりましたが、やっぱり面白かったです。
戦争について知識がないから余計に楽しめたのかもしれません。
どこがフィクションでどこがノンフィクションなのか、正確なところは不明ですが、
ちょっとだけ戦争が見えました。
思想的に作者には思うところがあるっぽいので、そこはあんまり引き摺られないように。
そういう辺りも難しいですよね。こういう読み物は。