SHINO's SketchBook
SHINOのときどき絵日記
 

2013年01月14日

  ■ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (三上延)

ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~
ドラマに間に合いましたねw

ビブリアが何故人気があるのか納得出来た気がします。
連作短編集っぽい作りで、小さな謎が一話ずつ紐解かれ、
少し大きな謎が一冊ずつ、解き明かされ、、
大きな謎がシリーズ全体を通して姿を現せていく。
それに惹き込まれない読み手はいないと思うから。

出てくるサブキャラみんなイイ味出してるけど、
坂口夫妻好きです。
今回出てきた昴君もまた出てくるといいのに。
彼も結構好き。

一話目の「たんぽぽ娘」があり得ないくらい高騰してるというのが
解り易いな~と思いました。ビブリア効果すごい。
オチは見え見えなのにそれでも読みたいと思わせる描き方が凄いんでしょうか?
残念ながら私は古典の良さが解らないので。
古典は古典になる前に読みたいのです。
時代的にではなくて、自分の中で。
十代の終わりから二十代に掛けて、仁木悦子を貪り読んだのですが、
あの時にあの作品に巡り会えたのは幸せだったと思います。
その後、綾辻を始めとする新本格にずっぽりはまっていくのだけれど、
もし先にそちらを読んでしまっていたら、きっと仁木悦子は楽しめなかった。
表現もトリックも、後発ほど洗練されていくと思うから、
やはり古典は素晴らしい作品であっても、色褪せて見えてしまうので。
その程度の目しか持ち合わせていない自分が悪いのだけれども。
中学生の頃に海外ミステリを囓り読み、その後、戦後の国内ミステリを読み、
新本格に出逢ったのは本当に私みたいな人間にはラッキーだったと思う。
古書の匂いは嫌いではないけれど、やはり新刊書の匂いの方が好きなので。
こう書くと深みのない人間のような気がするけど(笑)
実際深みがないので仕方ない。


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