「密室殺人ゲーム2.0」
「密室殺人ゲーム王手飛車取り」の続編。2.0はWeb2.0の意。2010本格ミステリ大賞受賞作。
前作が内容もラストも衝撃的だったので、続編、しかもパラレルでも前日譚でもない純粋な続編と聞いて
一体どんな風に?と思いながら読み始め、戸惑いつつ読み進め、そして続編というのに納得。
こういう作品はあまり事前情報を得ずに読むのが重要ですね。
前作同様、トリックのための殺人とその謎解きの話で、
しかも嬉々として猟奇殺人を行うシーンもあるわけで
不快感を受ける人もいるかと思われ。
『ゲーム内で虐殺を繰り返しているから感覚が麻痺して現実と虚構の区別がつかなくなり云々』
言う、少年犯罪のコメンテーターには受け付けられない小説かと(笑)
少なくともミステリなんて好む人種は完全に割り切って殺人を読むと思うので
反射的に殺人に対して嫌悪感を抱くことはないと思うけど
猟奇殺人者に対して、嫌悪感よりも好感に近い物を抱けてしまうというのは
なんだかそれだけで凄い作品だと思います。
続けて「絶望ノート」を読めればよかったんだけど
こちらは発売日まで数日あるので、先に米澤穂信にイキマス。古典部シリーズ。
5冊目だけどね『また』最初から読み直す予定。アニメもやってるし良い機会、
つか、私は「氷菓」何回読む気だ?(苦笑)
だからシリーズ物は一気に読みたいんだよぅ。ワタシの脳味噌バカすぎる…。