SHINO's SketchBook
SHINOのときどき絵日記
 

2011年09月21日

  ■蛍火の杜へ(緑川ゆき)

愛蔵版 蛍火の杜へ
珍しく本屋に足を運んだら、平積みの山の中で、ぽつりと谷が出来ていたので思わず手に取る。
二度三度、手にとっては戻し、しながら店内を見回していたら
アツイヒビ」も発見してしまったのでついつい緑川ゆきプチ祭りに(意味不明w)

正直、緑川ゆきさんの絵は線があまり好きではないのですが、
じんわりと心に沁みる話が多いと思います。

例えば、軽い病気か怪我で1週間程入院する羽目になって、
暇潰しにと友人が持ってきてくれた雑誌の中にある作品。
読み捨てのつもりで読んでいるので、お目当ての作家がいるわけでもなく、
単行本化したら買おうと思う作品があるでもなく、1週間で手元を離れてしまう。
けれど、数年後、ふと思い出して、もう一度読んでみたいなー、
でも誰のなんていう作品だったんだろう…ホントにあの時に読んだ話かな?
と頭を悩ませる。そして必死で探してしまう。そんな感じ(長っ・笑)

アツイヒビ」は恋愛モノが苦手だという作者が恋愛モノに挑戦してみた、という連作短編集。
どっぷり恋愛ではなく、本人でさえも想いの深さに気付けないような、そんな恋愛。
恋愛モノなのに、一番重くて深い 溢れる感情が恋愛感情ではないという(笑)
愛蔵版 蛍火の杜へ」は劇場アニメ化された作品。だから愛蔵版なのですね。
珠玉の短編とはこういう作品の為にある言葉なのでは?
切ないラブストーリー。
表題作以外に短編2本(+表題作特別編)ですが
どれもこれもハッキリ解り易いラブストーリーでした。
恋愛モノ苦手は克服したのね?という感じの恋愛モノ。
そしてやはり切ない。
概ね恋愛とは切ないモノですが…。


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