「遠まわりする雛」
古典部シリーズ4冊目。短編集。
去年の夏に出てたのにずっとNaoki氏が持ってて存在すら忘れかけていたという…。
日常の謎モノ短編集ですが、この作品はミステリである前に青春小説だと思うので
古典部の4人の想いの変化を楽しむ内容。
思い切り深読みしてそれが正解なのだと思う。
ゆるーく進んでいく恋愛は今風ではないのにやはり若者特有の青さがあって
微笑ましかったり、心配だったり。
短編の一つに「怒り」について描かれた内容のものがあって、
「私は怒っている」何を怒っているのか、何故怒る羽目になったのか、
怒りの対象の非は本当に100%なのか、相手には相手なりの理由があったのではないか…、と。
そんな風な余裕を持ちたいと思いました。
いつもいつも心に余裕がないから怒りはどんどんエスカレートして疲れちゃうんだよね。
最後には怒ってる自分に腹が立つからね(苦笑)ドツボだ、ドツボ。