「Ave Maria アヴェ マリア」
建築探偵桜井京介シリーズ番外編、蒼の物語三部作最終巻。
ミステリというよりは青春小説。
ちょっとこっ恥ずかしい台詞を軽く言ってしまえる主人公なので
言われる相手と同じように、読んでるこっちが赤面してしまいそうな(笑)
シリーズキャラの成長物語の上、本編の事件が絡んでくる話なので
これだけ読んでも意味不明。
やっぱりこういうシリーズ物は最初から全部読まなきゃ面白くないし、
ずっと追ってる読者には続きが待ち遠しい物だけど、
ある程度刊行されてからは手を出し辛い部分がありますね。
漫画と違って小説は一気読みも大変だしね。
面白いんだけど、ミステリとして面白いというよりは
やはりキャラ萌えで面白いのかもしれん。
ま、萌えっちゅーのもどうかと思うけど、キャラの行く末が気になる話という意味で。
本編残り6冊で多分完結のハズなので、
早く最後まで読みたいような、終わるのは寂しいような(贅沢)
願わくば最終巻が出た後で全部読み直す気力と時間がありますように(笑)