「文庫版 邪魅の雫」
百鬼夜行シリーズ9冊目。
1400頁ですよ。厚さ5cmもあるし、重いし。文庫のくせに1400円もするし。
読んでるだけで腕疲れてくるし(笑)
取り敢えず、既刊本編はここまで。
榎木津ファンには切ない話。
視点が変わりまくるし、登場人物は嘘吐くし偽名使うし…
ややこしいことこの上ない構成で1400頁なので
何度も遡って読み返さなければ理解出来ないという
いつもにもまして未熟な己の記憶力が恨めしくなる作品でした。
だから余計に解決のくだりで絡まった糸が解けていく様子が快感。
事件の全貌は切ないけれど。
世界の中心は自分であるというのは強ち間違いではないが
その世界は万人の世界ではなく、己の世界だという事を認識しなくてはならない。
当たり前のことなのに案外難しいことなんじゃないかと思う。
難しいのは私が傲慢なせいかもしれんがな(笑)
善良な人間は善良であるが故に不幸になってしまうことが少なくない。
善良であることが愚かであることと同義ではないのに
善良であることは時として罪にはなり得るとは思う。
小さな親切大きなお世話とは真理だと思ってるから。
抽象的な書き方をしているとどうしても
「基本的に」だとか「場合によるが」とか「例外もあるが」とか
書きたくなるのはダブスタだからかね。
そして相変わらず感想とは言えない思考の殴り書き。
こんなものを公の場で書き散らかしてスミマセン。
日記のネタとは関係ないのですが…。
京都で39.9度を観測したとか。
いゃ~暑いっすね!
40度とか、尋常じゃないっす!
体調、お気をつけ下さいまし~。
ちなみに、このところ凝っているミステリーは
貫井徳郎
真保裕一
の2人です。
なかなか、面白いです~
40度って凄いよね~。
ウチは今、マンションの大規模修繕で窓が開けられない状態なのですよ。
なので今は24時間フルでエアコンが稼働しております。
洗濯物が2時間で乾きそうな好天なのに部屋干ししなければならないのが辛いです。
マンション2棟と駐車場で1年掛かりの修繕。
始まったばかりでウチは第一工区なんですが、不便ですわ。
貫井徳郎と真保裕一、多分どちらも読んだことありません。
解説とかでよく見る名前ではあるんだけどなー。
機会があれば読んでみたいのでまたオススメ作品など教えて下さい。