SHINO's SketchBook
SHINOのときどき絵日記
 

2010年07月17日

  ■鉄鼠の檻(京極夏彦)

文庫版 鉄鼠の檻
百鬼夜行シリーズ4作目。再読。1400頁だよ。厚さ6cmの文庫本て。ホント重いからw

仏教とか禅問答とかホントに全く興味ないテーマにも関わらず
ちゃんと読めたのはやはり京極夏彦の文章の上手さに尽きると思います。
ま、読みはしたけど仏教や禅に対する理解は書かれていた文全てに及んだとは言い難いですが。
しかも再読でコレなので、多分何度読んでも全ては理解出来ません。
興味ないことを理解出来る程優秀な脳味噌を持っていればもっと大成出来ていたでしょうよ(苦笑)
所詮「悟り」とは程遠い位置にいる俗人なのだから仕方ない。
仕方ないという意識がもうダメ。多分。

でもそんな人生が私はいいの。
何かに囚われて生きるのはしんどいと思うのよ。
お気楽極楽ちゅーじゃない。お気楽に生きて何が悪いのさ(笑)
やっぱり人生楽しんだもの勝ちだと思うもん。
欲にまみれて生きるよ、私はw

何事も極めるのは大事なんだろうと思う。
でもそれだけに囚われて世界を狭めて
人を殺める程に追い詰められるのはやはりしんどいでしょう?
大事な物、譲れないことは人それぞれではあるけれど。


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