SHINO's SketchBook
SHINOのときどき絵日記
 

2010年07月04日

  ■狂骨の夢(京極夏彦)

文庫版 狂骨の夢
百鬼夜行シリーズ3作目。再読。これも分厚いです。970頁。分冊版は3冊に分かれてるはず。

人間の記憶の曖昧さがポイントですかね。
保身の為に簡単に改竄してしまうし、
思い込みで改竄してしまうし、
良くも悪くも自分の都合で記憶は書き換えられるんですね。

過去の自分は自分自身より他人の方がよく知っていると思うとかなり怖いです。
自分自身が覚えている自分は実は本当の自分ではないと思うと怖くないですか?
記憶は美化されるというけれど、一番美化されてるのは自分自身かと思うと…。
えーっと、・・・コレで?みたいな(笑)


コメント