
「暗黒館の殺人(一)(二)(三)(四)」
思わず写真に撮りたくなる9cm2100ページ(笑)
館シリーズ7作目。
量もさることながらノベルズ版のレビューで酷評されているのも要因でなかなか手がつけられず、
さりとて館シリーズファンとしては購入を見送りも出来ず(苦笑)2年強放置の末やっと読了。
確かに、本格ミステリとしてはイマイチかも。
嵐の山荘モノですが隠し通路満載の館で殺人が起こってもなぁ…という感じ。
過去の人間消失に関しては鮮やか。
でも、これを本格ミステリのカテゴリに入れて良いのかどうかが微妙。
なんていうの?幻想小説?怪奇小説?ゴシックホラーってこういうの?よく知らんけど。
メイントリックがアンフェアだと思う。何度も疑いつつ「ソレはねぇだろ」というソレが事実とは。
辻褄合わせようと思いながら読んだ労力を返せ(笑)
ただホラーとして読めばそれなり。
キャラもそれぞれ面白い。その後も気になる。
レビューで冗長と酷評されていたけれど、そして実際そういう部分も無きにしも非ずだけど
それでも流石綾辻と思うのは、読み進めるのが苦痛になることなく、、
読みやすい理解しやすい文章で綴られていたこと。
これだけ長い文章でしかもゴシック的な内容をわざと難解にせずに書く技術が凄い。
この手の作品てわざと小難しい単語濫用して意味不明な文章に仕立て上げてるイメージがあるから。
これは偏見なのかもしれないけどね。その手の作品実はあんまり読んでないし(笑)