「angels―天使たちの長い夜」
建築家探偵シリーズ番外編。シリーズキャラの一人(蒼)が脇役で出てくるお話。
番外編も含めるとシリーズ12作目ですね。
内本作含めて番外編が2冊。番外編はどちらも蒼の物語。
凄く正統派の本格ミステリを読んだという気分。
完全なフーダニット物でクローズド・サークルで、
キャラが皆ほんの少しリアルでない辺りw
1997年夏の高校生達。
まだ携帯電話は高校生にまではさほど普及してなくて、
ポケベルが存在している。
やはりオトナを小馬鹿にしていて、
コドモであることを武器にする。
犯人を探して、犯人を守る。
犯罪者を許して、犯罪者を告発する。
このシリーズは1作読み進める毎に最初から読み返したくなるんだけど
(当然そんな時間はないので思うだけ)
今回は1冊を読み進めながら何度も遡って読み返してしまいました。
これはトリックとかアリバイとかそういうのが気になって読み返すんじゃなくて
キャラの言動が気になって読み返したくなるわけで…。
本当にキャラが立った作品を書く人だと思う。
シリーズが文庫で完結したらやっぱり最初から読み返したいなー。
それまでは死なない(笑)