「MW(ムウ) (1) (2)」
映画前哨戦のテレビ放映を佐藤君目当てで内容全く知らずに録画依頼したら
masatsu氏の方が原作に興味を持ってコンビニコミックを買って来たので読みました。
私は何を読んでも手塚治虫の偉大さは欠片も理解出来ないんだよ(苦笑)
何が言いたいのかがまずわかんないし、あちこちにある矛盾が気になるし、
衝撃的と言われていたラストは何が衝撃なのかわかんないし。
御都合主義極まれりな展開じゃん?
ごめんよ。30年前に読んでたらきっと私も衝撃受けてたと思うんだよ。
この手の衝撃は幼い頃、何かの間違いで見てしまったホラー映画とか
所謂古典と言われるミステリ小説のラストとか、そういうもので充分堪能してしまった後なのですよ。
そして悪人と善人の象徴(らしい)主人公と神父。神父のどこが善人なんだか全くわからん。
「罰を与える事が救いにならない」と悪人を放置して被害者を増やしていくのは共犯行為だと思います。
実際自衛の為に完全に共犯行動に及んでるし。そこに肉欲まで絡んできたら何をかいわんや。
更に反戦テーマというのもチラリとどこかで目にしましたが、どこが?やっぱりわからん。
ということで私には理解出来ないのでした。おしまい。
録画して貰ったテレビは週末観ます。
映画は多分観ません。山田君の演技には興味あるけど。
わたしそのドラマ最後のちょっとしか見てなくて、原作は昔々読んだけどまったく忘れた。
なので書くのもどうかとは思ったんだけど、ちょっと書きたくなって。
衝撃的っていうのは手塚さんが言ってるんじゃなくて、宣伝がなのかな。
手塚さんは、中学生の頃終戦を迎えて、そのどんでんがえしにショックを受けた人だと思うんですよ。
信じてた善と悪とか、大人の変わりっぷりとか、理不尽に米兵に殴られるとか。
なので、そのまんまこれぞ善だ悪だと書いてるのでは無いのではないかな?と思ったんですが。
やはり書かないほうがよかったですかねぇ。
どっちにしろ、心に響くものがなかったということみたいなので、それでいいんだと思うけど。
テレビドラマは原作には全然ないオリジナルでした。
衝撃的っていうのは宣伝もだし、一般のレビューでも言われてます。
御本人はどういう意図だったのかは不明。
(調べればどこかに記述があるのかもしれませんが…)
そう、結局心に響く物がなかったという話ですね。
私の感性が鈍かったり合わなかったり…
時代背景の違いや予備知識の有無等々
色んな理由があると思いますけど。
名画見て何も感じないのと同じでどうしようもないことですよね ^^;
そんなに沢山読んだわけじゃないですけど
私は多分手塚治虫作品は肌に合わないんですね。
残念ですが。